毎年 1月8日
13時頃~(内神事)、 14時頃~14時半頃(外神事)
井手浦 尻振り祭
日時
場所
内神事(井手浦公民館:小倉南区大字井手浦432)
外神事(井手浦公民館前の広場)
内容
その昔、出雲の国(現在の島根県)で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が大暴れして、その地域の人々と供に須戔鳴尊(すさのおのみこと)が退治したとき、尻尾が平尾台の麓の井手浦まで飛んできて、その年は10数年ぶりの大豊作になったという伝説に因んでいます。この祭りは、1600年代に始まったと伝えられています。
以前は、井手浦の老若男女が総出で祭行事に参加していましたが、現在では「井手浦 尻振り祭保存会」が伝統行事を引き継いでいます。
春の農作業を始める1月8日、井手浦公民館前の広場には、ワラで作った4mを超える大蛇が、二本の松の木に掲げられます。その大蛇の前に祭壇を設け、宮司と保存会二人の計三人が、弓矢や弊などをお尻に当て、海・山・川の掛け声にあわせ左右に大きく振ります。お尻を大きく振るほど大豊作になるといわれているため、「もっと振れ、もっと振れ!」と賑わいます。その後、宮司が大蛇を三本の矢で射とめ、太刀で3ヶ所斬るしぐさをして、大蛇退治は終わります。
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