小倉北区では、毎年、各校区住民の皆様や防災関係機関の協力の下、災害時の対応力向上を目的に防災訓練を実施しています。
小倉北区防災訓練
「令和4年度 小倉北区防災訓練」は日明校区で開催しました!
震度6弱の地震が発生したとの想定で、地域住民が避難所の自主運営をすることで、避難所レイアウトの検討から設営、各資器材の取扱要領等を学びました。
また、グラウンドにおける車両展示(消防車、パトカー、自衛隊災害派遣用車両)、地震体験車による揺れの体験、煙体験、応急担架作成訓練等の体験訓練を通して、防災意識の高揚を図りました。
当日は、日明校区住民、消防団や消防署、警察、自衛隊等の防災関係機関約200名の皆さまにご参加いただきました。
開催日時
令和4年11月12日(土曜日) 10時00分から12時00分まで
開催場所
北九州市立日明小学校 体育館・グラウンド
訓練概要
突然の大地震に襲われた場合、危険を回避するため予め指定された避難所に避難することが考えられますが、甚大な被害が発生した場合は自治体関係者等が早期に到着できず、避難所は未開設状態の可能性も予想されます。
このような中、長期的な避難生活に備え、住民が率先して早期に避難所を開設し、環境整備や避難者のプライバシー確保等に取り組み、高齢者、乳幼児等で特に配慮が必要となる避難者を実際に受入れながら、運営体制を確立することを目的として訓練を実施しました。
シェイクアウト訓練
地震の被害から身の安全を守る「姿勢を低く、頭を守り、動かない」の一連の行動を、実際に、「緊急地震速報」の音源を流し、参加者全員で訓練を行いました。
避難所設営訓練
校区住民で編成する「避難所運営委員会」を早期に立ち上げ、総務統括班を中心に、施設の安全確認や避難所を運営するために必要となるレイアウト(区画割)の設定等を行いました。
避難者管理訓練
避難者管理班を中心に、避難者名簿等の作成や受け入れスペースへの割り振り等の訓練を行いました。
NPO法人ALL OK様ご協力の下、実際にペット(犬)を連れて来てもらい、ペットの避難所受け入れについても検討を行いました。
物資仕分け・情報広報訓練
避難所のニーズに応じた支援物資等の要請や避難者に非常食等を配布する訓練を行いました。
母子支援等に配慮した避難所運営を推進するため、女性や乳幼児に必要な物資も仕分け、展示しました。
また、情報広報班を中心に、各種情報の収集、整理や避難所利用のルール、新型コロナウイルス等感染症の予防広報を行いました。
救護・環境支援訓練
車椅子など、要配慮者の状態に応じた受け入れスペースの調整・支援等の訓練を行いました。
屋外における各体験訓練
車両展示(消防車、パトカー、自衛隊災害派遣用車両)、地震体験車による揺れの体験、煙体験、応急担架作成訓練などの体験型訓練をグラウンドで実施しました。その他、日産自動車や九州電力の災害時の対応に関する展示やペット避難に関する広報を行いました。
このページの作成者
小倉北区役所総務企画課
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