藍島
更新日 : 2022年7月5日
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小倉北区浅野の北方約12kmの響灘に浮かぶ藍島(あいのしま)。緑に包まれたこの島は、釣り人のメッカで、シーズンともなるとたくさんの人出で賑わいます。江戸時代には小倉藩の遠見番所が設けられており、今でも旗柱台が残っています。
藍島遠見番所旗柱台
藩政時代の宝永2(1705)年から享保8(1723)年にかけ、密貿易の船がさかんに響灘に出没しました。幕府は密貿易船の追い払いを小倉、長州、福岡の三藩に命じました。小倉藩は門司の葛葉と馬島、そしてここ藍島に遠見番所を建て警備にあたりました。
なお、旗柱台は享保6(1721)年4月に建てられたもので、密貿易船を発見すると三階菱の旗を掲げ、中原の境鼻見張所に急報したといわれます。(昭和44年5月1日県指定文化財(史跡))
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