商店街をあるく

江戸時代から小倉城の城下町として栄えてきた商業地・小倉。
京都を模して碁盤目に区画された当時の区割りや筋名が残り、現在でも、まちのあちらこちらで歴史や文化に触れることができます。

中でも、小倉駅前から紫川河畔に広がる商店街を歩くと、小倉のまちの息吹と豊かな四季の彩りを感じることができます。

新年は初詣してから初売りで福袋を買いまわり。
小倉十日ゑびす祭の『宝恵かご道中』では商売繁盛の「ヨイヨイヤー！」で芸者衆が練り歩きます。

寒さ厳しい2月も商店街は賑やかに。
『食市食座』で小倉名物やあたたかいぜんざいなどの食べ歩きを楽しめます。

春は市場で惣菜を買い込んだら、小倉城の満開の桜の下で花見。

梅雨時期も、日本初のアーケードに守られた銀天街で快適に買い回りができます。

7月には梅雨の終わりを告げる小倉祇園祭の勇壮な太鼓の音で街中が湧き立てば、
「わっしょい百万夏祭り」では祭り好きな小倉っ子の熱気が夜まで続きます。

足立山麓が紅葉で色づく頃には、面白川柳を眺めながら文学の秋のまち歩きもいいですね。

冬は紫川にかかる橋の「小倉イルミネーション」の光のトンネルをくぐって光の街へ。
正月飾りやおせちの材料を求める客で溢れる、旦過市場の賑やかな年の瀬。

 

四季折々で表情を変える小倉のまち。
商店街や市場は、その土地の素顔に触れることができる絶好の場所です。
店主との軽妙なやりとりも楽しいし、活気ある商店街から一本路地に入れば、個性的なショップや穴場スポットに出会えるのも魅力です。

小倉駅から徒歩1分、小倉の商店街でまち歩きを楽しんでみませんか。



（注）地図はイメージ図です。実際にまち歩きをされる際は、「小倉都心部まち歩きマップ」をご利用下さい。
　（観光案内所や小倉北区役所等で無料で配布しています。）