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海岸などに漂着する廃棄物への注意について

更新日 : 2024年3月14日
ページ番号:000002853

発見したら、決して手を触れず、連絡を!

近年冬季には、市内海岸にポリタンクなどが大量に漂着しています。

また、海難救助に用いられる信号弾や医療系廃棄物についても、日本海沿岸での漂着が近年確認されており、市内海岸でも発見されています。

海岸に漂着しているポリタンク等を発見しましたら、環境局産業廃棄物対策課にご連絡ください

なお、これらの廃棄物の中には、有害な液体や物質が含まれていたり、不用意に取り扱うと爆発したりする恐れもありますので、漂着廃棄物を発見しても、絶対に触らないよう、ご注意ください。

更新情報

今シーズン(令和5年冬から令和6年春)のポリタンクの漂着情報を更新

廃棄物の漂着状況について

ポリタンクの漂着について

北九州市内海岸へのポリタンクの漂着状況

令和6年3月13日(水曜日)に、本市若松区の海岸で、計8個のポリタンクの漂着を確認、回収しました。

今後も、季節風・海流の影響等により、本市海岸へのポリタンク等の漂着が懸念されます。
本市では、「市民の安全の確保」のために、漂着廃棄物に関する情報収集と市民の皆さんへの注意喚起を継続していきます。

 発見したら、触れずに連絡を!
漂着したポリタンクの中には、有害な液体などが含まれている恐れがあり、皮膚などについた場合、炎症の恐れもあります。
海岸に漂着している廃棄物を発見しても、絶対に触らないよう、ご注意ください

これらの漂着廃棄物を発見しましたら、環境局産業廃棄物対策課にご連絡ください

今シーズンのポリタンク漂着状況
日付 漂着場所 漂着数 ( )は内数で有害な液体を含むもの
ハングル 中国語 英語 日本語 不明 合計
令和5年12月6日(水曜日) 若松区北西部の海岸
(岩屋海岸、逆水を中心に点在)
4
(1)
2
(0)
2
(0)
2
(0)
17
(1)
27
(2)
令和5年12月8日(金曜日)

若松区北西部の海岸
(ともろ海岸)市民通報

2
(1)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0)
4
(1)
令和6年1月17日(水曜日) 若松区北西部の海岸
(岩屋海岸、逆水を中心に点在)
5
(0)
3
(0)
4
(0)
0
(0)
17
(0)
29
(0)
令和6年2月27日(火曜日) 若松区北西部の海岸
(岩屋海岸、千畳敷を中心に点在)
3
(0)
0
(0)
0
(0)

2
(0)

4
(0)
9
(0)
令和6年3月13日(水曜日)

若松区北西部の海岸
(岩屋海岸、逆水を中心に点在)

1
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
7
(0)
8
(0)
累計   15
(2)
5
(0)
6
(0)
4
(0)
47
(1)
77
(3)
漂着したポリタンク(令和6年3月13日の写真)
漂着したポリタンク(令和6年3月13日)

令和5年12月6日に漂着したポリタンクの内容物の分析結果について

分析結果(分析機関:北九州市保健環境研究所)

pH(水素イオン濃度)注1)

4.0

塩化物イオン(グラムパーリットル)

23

フッ化物イオン(グラムパーリットル)

0.0013

臭化物イオン(グラムパーリットル)

0.064

硝酸イオン(グラムパーリットル)

0.0017

硫酸イオン(グラムパーリットル)

2.5

その他の陰イオン(グラムパーリットル)
(亜硝酸イオン、リン酸イオン)

ND
(定量下限値未満)

マンガン(ミリグラムパーリットル)

0.013

亜鉛(ミリグラムパーリットル)

0.017

モリブデン(ミリグラムパーリットル)

0.008

鉄(ミリグラムパーリットル)

0.18

その他の重金属類(ミリグラムパーリットル)
(カドミウム、鉛、ヒ素、セレン、クロム、銅、アンチモン、ウラン、ニッケル)

ND
(定量下限値未満)

注1)pH値は、100倍希釈して測定した値

分析結果から、ポリタンクの主な内容物は海水等で希釈された酸性の液体であると考えられます。
また、重金属類も確認されています。

漂着したポリタンクの内容物には有害な液体や物質が含まれている恐れもありますので、絶対に触らないよう、ご注意ください。

近年のポリタンクの漂着状況について

近年、冬期に、市内海岸にポリタンクが大量に漂着しています。
早い時には12月初旬から最初の漂着が確認され、遅い年は4月中旬頃まで漂着が確認されています。

最初の漂着確認 大量漂着が概ね終結した時期 漂着数 うち有害液体含有数
平成20年冬から春 平成20年2月11日 4月中旬頃 802個 81個
(中略)
平成29年冬から30年春 平成29年12月12日 4月上旬頃 162個 3個
平成30年冬から31年春 平成30年12月18日 4月中旬頃 192個 29個
令和元年冬から2年春 平成30年12月18日 4月中旬頃 127個 12個
令和2年冬から3年春 令和2年12月22日 4月中旬頃 111個 10個
令和3年冬から4年春 令和3年12月10日 4月中旬頃 196個 11個
令和4年冬から5年春 令和4年12月15日 4月中旬頃 100個 2個

医療系廃棄物の漂着について

北九州市内海岸への医療系廃棄物の漂着状況

近年、日本海沿岸で多くの医療系廃棄物の漂着が確認されています。

本市では、平成28年2月に若松区の海岸で、漂着した注射針付き注射器が発見されています。
また、海からの漂着以外にも、砂浜等における医療系廃棄物の投棄も報告されています。

今後も、季節風・海流の影響等により、本市海岸への医療系廃棄物の漂着が懸念されます。本市では、「市民の安全の確保」のために、市民の皆さんへの注意喚起と情報収集を行っていきます。

これらの漂着廃棄物を発見しましたら、環境局産業廃棄物対策課にご連絡ください。 

漂着した医療系廃棄物の写真1
漂着した医療系廃棄物の写真2

信号弾等の漂着について

平成28年2月に本市若松区の海岸で、信号弾の漂着が確認されました。

信号弾とは

  • 信号弾は、船が遭難した時などに発光体を上空に打ち上げて救助を求める信号として利用されているものです。火薬が使用されており、不用意に取り扱うと、やけどやけが等の恐れがあります。

信号弾による事故

  • 平成18年に石川県で、海岸に漂着した信号弾を誤って操作した男性が大けが(漂着した信号弾を持って、誤って取りあつかったところ、突然発射して顔面を直撃し、ほおの骨を折る重傷)をする事故が発生しています。
漂着した信号弾の写真
漂着した信号弾の写真

漂着物に関するご注意とお願い

漂着したポリタンクの中には、有害な液体や物質が含まれている恐れがあり、皮膚などについた場合、炎症の恐れもあります。

漂着した医療系廃棄物には、注射針など鋭利なものや、薬品などが含まれている恐れがあります。実際、注射針がついたままの注射器が漂着しています。

信号弾や発煙筒は、不用意に扱うと暴発し、火傷やけがの危険性があります。

これらの漂着廃棄物を発見しても、絶対に触らないよう、ご注意下さい
もし、発見した場合には、環境局産業廃棄物対策課にご連絡ください

このページの作成者

環境局環境監視部産業廃棄物対策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2177 FAX:093-582-2196

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