北九州市は「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づき、令和5年10月から、家庭から出るプラスチック製容器包装と製品プラスチックを一括で回収する「プラスチック資源一括回収事業」を実施し、市民の皆様のご協力のもと、順調に推移しています。
この取組の一環として、このたび、市が収集した製品プラスチックを市内でリサイクルする計画が、九州では初めて(政令指定都市では、仙台市に続き2番目)環境大臣および経済産業大臣により認定されました。(環境省と同時発表)
これにより、北九州市がリサイクルの方法を決定できるようになることから、プラスチックの市内循環や市民に分かりやすいリサイクルが実現できます。
九州初!家庭から集めたプラスチック資源(製品プラスチック)のリサイクル計画が国から認定されました
更新日 : 2024年3月27日
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本市の再商品化計画について
1 計画の概要
本市の再商品化計画は、市内企業である株式会社ビートルエンジニアリングと連携して策定いたしました。
(1)プラスチックリサイクルの見える化
これまで北九州市では、家庭から集めたプラスチックは、市内で異物を取り除くなど中間処理を行った後、容器包装リサイクル協会へ引き渡し、同協会を通じてリサイクルされていました。
今後は、市民の皆様に分別いただいた製品プラスチックは、同社の施設に集めて細断し、フレーク状にした後、市内のリサイクル事業者に売却します。売却されたフレークは別の市内リサイクル事業者によりハンガーや教室机の引き出しなど身近なプラスチック製品に再生される予定です。
【処理施設】
【選別機及び破砕機】
【製品プラスチック及び製造したフレーク】
(2)プラスチックの地消・地循環
市民の皆様が使用し、一度役目を終えたプラスチック製品が、リサイクルされて、再び市民の生活に戻る仕組みを構築することにより、プラスチックが地消・地循環(地域で循環する仕組み)する社会を目指します。
2 認定日
令和6年3月27日
3 計画期間
令和6年4月1日から令和9年3月31日
4 再商品化計画とは?
従来、プラスチックのリサイクルは、選別や圧縮などの工程を市区町村が行い、再商品化の工程をリサイクル企業が行う体制が通常でした。
しかし、市区町村がこの別々の工程を一体化・合理化するリサイクル計画を策定し、国の認定を受けることで、市区町村が主体となって独自にプラスチックのリサイクルに取り組むことができるようになる仕組みです。
このページの作成者
環境局循環社会推進部循環社会推進課
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