特定外来生物であるツマアカスズメバチについての情報をお知らせします。国内では長崎県対馬市のみにおいて確認されていましたが、平成27年9月に北九州市においても確認されました。このため、侵入状況調査を行っていますが、これまでのところ、ツマアカスズメバチの個体及び巣は発見されていません。
一方、福岡県内では令和4年5月以降、福岡市、久山町及び篠栗町において、ツマアカスズメバチが確認されています。
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」について
ツマアカスズメバチの基本情報
原産地:中国、台湾、東南アジア、南アジア
形態:体は全体的に黒っぽく腹部の先端がオレンジ色で大きさは20から30ミリメートル程度
ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチの特徴
・主に昆虫類(ミツバチを含む)を捕食します。
・樹木の高い位置に営巣することが多いです。
・在来スズメバチよりも大きな巣をつくるといわれています。
懸念される影響
・生態系への影響
在来のスズメバチの減少や捕食される昆虫の減少による生態系のかく乱が考えられます。
・農林業への影響
飼育ミツバチへの攻撃、養蜂や受粉の被害が考えられます。
・人への影響
在来のスズメバチと同様、人への刺傷被害が考えられます。
なお、人への影響については在来のスズメバチ以上の影響はないといわれています。
ツマアカスズメバチに関するお問い合わせ
ツマアカスズメバチに関するお問い合わせは、下記の連絡先にお願いします。
北九州市 環境局 環境監視部 環境監視課(自然共生係)
電話:093-582-2239、FAX:093-582-2196
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このページの作成者
環境局グリーン成長推進部再生可能エネルギー導入推進課
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