ワクチン接種に関する ページ一覧について |
新型コロナウイルスワクチン接種に関する総合案内ページ |
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新型コロナウイルスワクチン接種後に起こる可能性のある症状(副反応)について
- 症状(副反応)が出たときの対応
- 相談・問い合わせ窓口
- ワクチン接種後に起こる可能性のある症状(副反応)
- オミクロン株対応1価ワクチン(ファイザー社製・モデルナ社製/XBB.1.5対応型)の副反応
- 初回接種の副反応
症状(副反応)が出たときの対応
【発熱や痛み】
- 市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等))で対応いただけます。
- 発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。
- 妊娠・授乳中の方や胃潰瘍・腎機能障害・喘息などの持病のある方は、薬剤師や医師にご相談ください。
【かゆみや発赤】
- かゆい場合は冷やしたり、抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ると、 症状が軽くなります。こうした成分は、市販の虫刺されの薬などにも含まれています。
【症状が重い場合など】
- かかりつけ医や接種医、お近くの医療機関での受診・相談をご検討ください。
相談・問い合わせ窓口
接種後の副反応に関する相談
一般的なお問い合わせや健康被害救済制度の手続きに関することなどについては、コールセンター又は各区役所相談窓口で対応しています。
- コールセンター(0120-489-199) : 平日9時から17時
- 各区役所相談窓口 : 平日9時から17時 【11月30日(木曜日)で終了】
中長期の副反応を疑う症状が続く場合
症状が重い・長引く場合など、その症状に応じて診療可能な医療機関をご紹介しています。
▶ワクチン接種後の副反応対応医療機関名簿(PDF形式:264KB)
医学的な知見が必要となる専門的な相談(福岡県)
コロナワクチンの副反応等に関する医学的な相談に薬剤師が対応しています。
- 福岡県ワクチン専用ダイヤル(0570-072-972) : 全日9時から17時
- ワクチンの副反応等に関する相談
- ワクチンの有効性・安全性に関する情報提供
- 副反応発生時の対応に関するアドバイス
よくある相談事例は、福岡県新型コロナウイルスワクチン専用ダイヤル相談事例集(外部リンク) をご覧ください。
ワクチン接種後に起こる可能性のある症状(副反応)
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。
副反応の具体的な症状 |
・注射した部分の痛み ・頭痛 ・関節や筋肉の痛み ・疲労 ・寒気 ・発熱 等 |
ごくまれではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
また、ごくまれではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
▶厚生労働省:新型コロナワクチンQ&A これまでに認められている副反応(外部リンク)
国においては、接種後の副反応や健康状況などに関する情報を全国から収集し、ホームページ上で提供しています。
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について
厚生労働省では、ワクチンの接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め、情報収集しています。
収集した報告について、厚生労働省の審議会に報告し、専門家による評価を行い、結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などを行っています。
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(外部リンク)
新型コロナワクチン接種後の健康状況調査について
【参加医療機関での接種及び調査】
接種前後の抗体価の推移や、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など接種後に起こりやすい様々な症状の頻度などを調査し、お知らせしています。
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの初回接種後の健康状況調査(外部リンク)
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)後の健康状況調査(外部リンク)
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの追加接種(4回目接種)後の健康状況調査(外部リンク)
▶厚生労働省:オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種後の健康状況調査(外部リンク)
▶厚生労働省:オミクロン株対応1価ワクチンの追加接種後の健康状況調査(外部リンク)
【一般の方を対象とした、オンラインのアンケート形式による調査】
接種後に生じうる比較的頻度の高い健康状況の変化(発熱・接種部位の腫れなど)について、一般の方を対象に、オンラインのアンケートによる調査を実施しています。
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの接種後健康状況調査(外部リンク)
予防接種健康被害救済制度について
予防接種法に基づき、新型コロナワクチン接種についても、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったり)が生じた場合の救済制度(医療費・障害年金等の給付)が設けられています。
救済制度についての詳細はこちら
厚生労働省では、健康被害救済制度の請求があった事例について、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される「疾病・障害認定審査会」において、予防接種と疾病等との因果関係を審査しています。
審査会での認定にあたっては、個々の事例毎に、「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考え方に基づき審査しています。
【全国の認定状況】
▶厚生労働省:疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会(外部リンク)
ワクチン接種後に長引く症状(遷延する症状)について
接種後の遷延する症状を含めた副反応が疑われる症状については、厚生労働省の研究班において実態把握をする研究に取り組んでいます。
オミクロン株対応1価ワクチン(ファイザー社製・モデルナ社製/XBB.1.5対応型)の副反応
ファイザー社、モデルナ社のXBB.1.5対応ワクチンについて、各年齢において、下のような副反応が報告されています。また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。
発現割合 | 症状 | |||
ファイザー社 | モデルナ社 | |||
生後6か月から4歳 | 5歳から11歳 | 12歳以上 | 6か月以上 | |
50%以上 | 機嫌が悪い | 注射部位の痛み、疲労 | 注射部位の痛み、頭痛、疲労 | 注射部位の痛み、頭痛、疲労、機嫌が悪い・泣き(生後6か月から5歳のみ) |
5から50% | 注射部位の痛み、発赤・紅斑、注射部位の腫れ、眠たくなる様子、頭痛、食欲減退、下痢、嘔吐、筋肉痛、疲労、発熱、悪寒 | 発赤・紅斑、注射部位の腫れ、頭痛、下痢、筋肉痛、関節痛、悪寒、発熱 | 注射部位の腫れ、発赤・紅斑、下痢、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱 | 眠たくなる様子、食欲減退(生後6か月から5歳のみ)、注射部位の腫れ・固くなること、発赤・紅斑、悪心・嘔吐、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱 |
1から5% | 関節痛 | 嘔吐 | 接種後7日目以降の痛みや腫れなど |
初回接種の副反応
1回目の接種後よりも2回目の接種後の方が、こうした副反応の発現する頻度が高くなる傾向が確認されています。1回目の接種で、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができることにより、2回目の接種時には、1回目より強い免疫応答が起こり、発熱や倦怠感などの症状がより出やすくなるためです。
症状には個人差があり、1回目より2回目が必ず強くなるわけではなく、症状が無いから免疫がつかないというわけではありません。
▶厚生労働省:新型コロナワクチンの副反応について(外部リンク)
▶厚生労働省:新型コロナワクチンQ&A 安全性と副反応(外部リンク)
小児(5歳から11歳)
ワクチン接種後、12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、赤みや腫れ、発熱等、様々な症状が臨床試験で確認されていますが、ほとんどが軽度から中程度であり、1日から2日で回復します。
また、発生頻度については、心筋炎等を含め、小児の場合は12歳から15歳よりも低いと報告されています。
(なお、ワクチンの量(有効成分の量)は一般用の3分の1となっています。)
▶厚生労働省:新型コロナワクチンQ&A 小児接種(5歳から11歳)の副反応(外部リンク)
乳幼児(生後6か月から4歳)
ワクチン接種後、接種部位の痛みや倦怠感、赤みや腫れ、下痢、発熱、頭痛等の副反応が見られますが、ほとんどが軽度または中等度であり、回復性が認められています。
(なお、ワクチンの量(有効成分の量)は、一般(12歳以上)用の10分の1となっています。)
このページの作成者
保健福祉局感染症医療政策部感染症医療政策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
【新型コロナワクチン接種のお問い合わせ】
電話:0120-489-199(平日9時から17時)
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