蚊は、2014年現在で日本に112種類が記録されており、多くの種は雌成虫のみ吸血性を示します。
そのうち一部が、ヒトに関連する病原体の伝播を担っています。
日本脳炎は、日本などの温帯では主にコガタアカイエカによって媒介されます。(熱帯ではその他数種類の蚊が媒介することが知られています)
デング熱、チクングニヤ熱、ジカウイルス感染症、黄熱は、ヒトスジシマカ、ネッタイシマカによって媒介されます。
ウエストナイル熱は、ヒトスジシマカ、ネッタイシマカのほか、アカイエカによって媒介されます。
マラリアは、ハマダラカによって媒介されます。