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設計業務における労働環境改善の取り組み

更新日 : 2023年10月24日
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設計業務における労働環境改善の試行の取組み結果

本市では、受発注者相互での労働環境改善に向けた取り組みの一環として、平成28年度より「設計業務における労働環境改善の試行の取り組み」を実施してきました。

 本市発注の令和2年度の設計業務委託(100万円超)209件を対象に、「月曜日は依頼の期限としない(マンディ・ノーピリオド)」等ウィークリースタンスの実施状況を令和3年度に調査しました。

その結果、

  • 職種別では、設備の実施率が100%と高く、次いで土木、建築の順となっていました。
  • 全体の実施率は90%に達しており、労働環境改善の取組みが広がっていることを確認できました。(令和元年度81% 9p増)

 設計業務における労働環境改善の試行の取り組みが、受発注者へ広く浸透したことより、令和3年4月から「試行」→「本格実施」へと移行します。

 また、本格実施移行に伴いウィークリースタンスの実施状況調査は終了します。

 設計業務における労働環境改善の取り組みは、引続きお願いします。

設計業務における労働環境改善の取り組み

1 概要

 「設計業務における労働環境改善の試行の取り組み」の周知が、受発注者へ広く浸透したことより、本格実施へと移行します。
 なお、取り組む内容に変更はありません。

2 対象業務

 令和3年4月以降に発注する「工事に係る設計業務」を対象(予定価格が100万円以下のものを除く。)とする。
 但し、外業が主である測量・地質調査等は対象外とする。

3 受発注者間の相互における取り組み

 取組内容については、定時退社などの労働環境改善の取り組みが各企業で異なることが考えられるため、以下に示す項目を参考として、受発注者間で調整のうえ取り組めるものを設定し実施する。

   (1)月曜日は依頼の期限日としない(マンデイ・ノーピリオド)
   (2)金曜日は依頼しない(フライデイ・ノーリクエスト)
   (3)週1回以上は定時に帰るよう心がける(ワンウイーク・ノーオーバータイム)
   (4)17時以降の打合せは行わない(オーバーファイブ・ノーミーティング)
   (5)その他、取り組みが必要と思われる内容

 なお、上記(5)については、電子メール等を活用した打合せや、令和3年1月から実施中の「オンライン検査試行運用」等を積極的に活用するものとする。

4 本取り組みの進め方

 発注者は上記取り組みについて特記仕様書に記載し、受注者は業務計画書に反映させる。
 なお、取り組み項目については、受発注者間で調整のうえ、可能なものを設定し、受注者は業務計画書に記載する。

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