オープンデータの概要
オープンデータとは、誰もが自由に利活用できるデータのことで、行政が保有するデータを公開することにより、行政の透明性・信頼性の確保、行政サービスの改善による市民の利便性向上、民間利用による新たなサービスやビジネスの創出、官民連携のよる地域課題の解決などの効果が期待されています。
具体的には、以下の3つを満たすものが、オープンデータです。
(1) 無償で利用できること
(2) 商用利用も含め、二次利用可能であること
(3) 機械判読が可能であること
(注)ここでいう機械判読とは、単に“人”がパソコンなどで見ることが可能というだけでなく、技術者がデータを簡単に利用(改変等)できる状態のことを言います。
北九州市での取組状況
北九州市での取組状況は以下のとおりです。
平成26年度
オープンデータ庁内勉強会を設置(推進体制・ルール等を検討)
平成27年度
市ホームページ上でオープンデータテスト公開
福岡市とオープンデータカタログサイト共同運用開始
福岡市・久留米市と3市共通フォーマット(市有施設・避難所・保育施設)でデータ公開
平成28年度
九州オープンデータ推進会議設立(福岡県・福岡市・久留米市・ISIT)
平成29年度
オープンデータカタログサイトの共同運用者として福岡県も加入
福岡県オープンデータ利活用推進会議準備会への参画(福岡県・福岡市・久留米市)
インターナショナル・オープンデータ・ディ イベント共催(主催:Code for Kitakyushu)
・平成30年3月末日時点
公開データ種類数23(公開データセット数220)
平成30年度
・平成31年3月末日時点
公開データ種類数188(公開データセット数475)
平成31年度/令和元年度
「北九州市官民データ活用推進計画」を策定、計画の主要な柱として「オープンデータの推進」を位置付け
外部有識者を招へい、KRIPP自治体対象のオープンデータ勉強会を開催・10団体で避難所のオープンデータを公開
・令和2年3月末日時点
公開データ種類数255(公開データセット数581)
令和2年度
気象ビジネス推進コンソーシアム、Code for Kitakyushu、FAIS(北九州産業学術推進機構)と共催にてアイデアソン等を開催(気象データと北九州市のオープンデータを活用して気象と蛍の出現について分析)
・令和2年3月末日時点
公開データ種類数257(公開データセット数599)
令和3年度
・令和4年3月末日時点
公開データ種類数260(公開データセット数619)