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【発表案件】
(1)令和8年熊本地震における支援状況
(2)北九州市アセット変革方針
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12.令和8年(2026年)8月6日北九州市長定例記者会見
【発表案件】
(1)令和8年熊本地震における支援状況
(2)北九州市アセット変革方針

更新日 : 2026年8月18日
ページ番号:000181169

コメント項目

なし

月日:
2026年8月6日
場所:北九州市役所 

発表項目 (1)令和8年熊本地震における支援状況(PDF:1824KB)

(2)北九州市アセット変革方針(PDF:3210KB)

出席者 北九州市長

【速報・暫定(生成AIで作成)】武内和久・北九州市長会見の要点

【発表案件】

■令和8年熊本地震における支援状況

被害に遭われた方へのお悔やみ、お見舞いを述べたうえで、被災地支援の状況を報告した。延べ180名の市職員を派遣するとともに、給水や避難所運営、保健師による健康管理などの支援を実施している。市民や企業から飲料水や衛生用品等の物資提供を受けたほか、台湾高雄市との連携により熊本県八代市へ支援物資を届けるなど、都市間連携を活用した橋渡し支援も行った。今後は住宅被害認定ノウハウの提供やインフラ復旧など、フェーズに応じた長期的な支援を継続する、と述べた。

■北九州市アセット変革方針

公共施設を単に削減・廃止する従来の手法から、民間の知恵を活用し、(1)「待つ」から「使う」へ、(2)老朽化した公共施設を「稼ぐ資産」へと転換する「アセット変革方針」を発表した。具体例として、「玄海青年の家」を民設民営の宿泊施設へ転換することや、「八千代町団地(市営住宅)」を民間のノウハウを生かした良質な住まいへ再生する取り組みを進める、と述べた。

この他、公表済み案件のコメントとして、第2子以降の保育料完全無償化について、8月1日より申請受付を開始した、と述べた。就労要件を問わず、幼稚園の2歳児保育(プレスクール)や認可外保育施設まで対象を拡充する取り組みであり、政令指定都市では初の事例となる、と述べた。

【主な質疑応答】(担当局が回答したものも含む)

■令和8年熊本地震について

Q 現地からの報告を聞く中で感じる課題や国に求めることは。

A一番の課題は生活用水の確保であり、国交省には8月末までの断水解消に向けて全力を挙げていただくよう望む。また、報告を受けている限りだが、物資の仕分けや搬送をスムーズに行うための人員供給とマネジメント体制の確保、保健衛生面や心理的なサポートの充実も重要と考える。

■北九州市アセット変革方針

Q 10年前の計画から方針を大幅に転換した背景や市長の思いは。

A 老朽化が進む施設を抱え、耐用年数まで使い切った後に一括して大量廃止する従来手法は現実的ではなく、強い危機感を持っていた。公共施設を負担ではなく資産と捉え直し、市民の暮らしや地域活性化のために前向きに活用し価値を最大化させる考え方へアップデートしたものである。

■台湾訪問(経済ミッション団・7月27日~29日)の成果

Q 台湾訪問の目的と具体的な活動成果は。

A 北九州市のポテンシャルのアピール、パートナーシップ構築、ビジネス機会創出を目的に、行政・経済界が一体となって訪問した。現地ではフォーラムや商談会を実施したほか、国立陽明交通大学との連携協定(MOU)締結、AI関連企業との協議など、具体的な産学・事業連携に向けた成果を得た。

■「副首都」構想に関する連絡会議

Q 福岡県・福岡市との連絡会議開始にあたり、北九州市としての要望や期待は。

A 国の基本方針や制度設計の提示を待つ必要があるが、強固な防災基盤や24時間運用可能な空港等の強みを活かし、市民暮らしに繋がる投資や規制緩和を引き出したい。福岡市・福岡県と「3本の矢」となって、連携して取り組んでいく。

会見の動画(YouTube)

会見録

この会見録は「速報版」です。
文字起こしの間違い(誤字脱字、読みにくい部分等)があるかもしれませんが、ご了承ください。
正式な会見録は内容確認の上、1週間後を目途に掲載します。

【発表】令和8年熊本地震における支援状況

あ

市長

おはようございます。定例を始めさせていただきたいと思います。本当に皆様も、被災地含め、非常に慌ただしく動かれていると思いますけれども。8月6日、今日はまず「広島原爆の日」でございます。今から81年前の今日、広島に原子爆弾が投下され、尊い命が多く奪われました。改めまして、犠牲となられた方々の御霊に心より哀悼の誠を捧げます。また、今なお、被爆されて後遺症に苦しんでおられる方に心よりお見舞いを申し上げたいというふうに存じます。また被災関係では、被災地支援ということで、今、全力で私どもも取り組んでおりますけれども、延べ180名ぐらいの職員、それから市民の皆様、企業の皆様からも多くのお心を寄せていただき本当にありがとうございます。まだまだ非常に今暑いということと、生活用水が十分に確保できない状況もまだたくさんあるということでありまして、国、県、それから自治体、基礎自治体を含めて、力を合わせて対応しているというような状況でございます。本当に改めて市民の皆様、企業の皆様に御礼を申し上げたいと思います。現地では、水の問題、お風呂・トイレの問題というのは、いろいろ「シャワーカー」、「トイレカー」というのが全国から集まってきて対応しつつありながらも、やはり水の影響というのは大きくありますし、またこれから精神的、あるいは身体的な健康面での、保健衛生面での対応というのも非常に大切な局面になってきますので。今朝、保健師が3名、北九州市からも交代でまた出ていきましたけれども。そういった、心身ともに被災地の皆様をしっかりとサポートできるよう、そしてまた復旧・復興に向かってしっかりとお支えできるよう、私たちも力を尽くしていきたいというふうに考えております。さて、そうした中で、最初に熊本の支援状況からいけますかね。いけますか、熊本支援状況からいって大丈夫ですか。熊本地震に対する北九州市の支援状況を最初にご報告をさせていただきたいと思います。改めまして、本当にこの度、地震でお亡くなりになられた皆様にお悔やみを、そして、今、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

あ

市長

「令和8年熊本地震」の支援にあたりましては、「現場の声」を把握する、「必要な支援」を「必要な場所」・「時」にお届けをする、そして「職員一丸」となって、また「市民や企業の皆様のお力もお借りしながら対応する」ということで取組を進めております。北九州市が被災地と皆様の想いをしっかりと繋いでいく架け橋になっていくということで取り組んでいるところでございます。少し振り返っていきますと、これまでの支援ということで、北九州市では、熊本地震発生の直後から「緊急消防援助隊」や「応急給水支援隊」を派遣をするとともに、発生翌日の7月29日には「令和8年熊本地震支援本部」を立ち上げまして、徹底した情報収集に努め、被災地のニーズを踏まえた迅速な支援に繋がるよう、関係局長等へ指示を行い、動きを進めております。また、現地に派遣した「リエゾン」からは毎日状況報告を受けまして、被災地に真に必要な支援は何かを丁寧に聞き取り、被災地に寄り添ったきめ細かな支援に努めているところでございます。こちらはもう皆様ご案内のとおりでございますけれども、消防・水道・給水・リエゾン・避難所運営(支援)、様々な形で今、延べ180名ということになっております。今日も10名以上の者が伺わせていただいております。本当に今、関係部局一斉に連携をしながら、一丸となって被災地の支援に向かって取組を進めさせていただいているところでございます。次お願いします。「北九州市・熊本支援ステーション」というのを市役所本庁舎に設置をさせていただきました。個人の方については最初3日間行わせていただきまして、個人の皆様から受付が814件、総数が3万4,839件ということで、飲料水やレトルト食品、衛生用品、携帯トイレ等々のご提供をいただきました。ありがとうございます。そして法人の皆様につきましても、8月4日時点で25社の方から、スポーツドリンクだったり、食品であったり、紙おむつであったり、こういったご提供をいただいております。本当にありがとうございます。市民の皆様、企業の皆様、そして行政が一体となり、北九州市民や地元企業の皆様の想いも被災地に届けることで、物資と心の両面から寄り添う支援を行ってまいりたいと考えております。本当にありがとうございます。多くの皆様のお力のおかげでお届けすることもできております。またもう1つ、「熊本のために必要な支援を提供したい」という台湾・高雄市の陳其邁(ちん きまい)市長の想い、このお考えに私ども非常に共感をいたしまして、もともと私たちが「パートナー都市」という関係もありますし、高雄(市)は台湾第二の都市でしたかね。第二の都市ですけれども、高雄市と熊本県熊本市が協定を結んでいる都市でもありますし、そこを、パートナーになっている、協定を結んでいる都市の繋がりとして。もちろん平時の産業や観光、こういったところも大事でしょうけれども、やはり人の暮らし、命を守る局面において、都市と都市の繋がりの力、これを活かしていく。そういったことで、台湾・高雄市から熊本・八代市へ「北九州市支援サポート便」というのを送らせていただきました。陳市長と私は先週土曜日でしたかね、オンラインミーティングをさせていただいて、高雄市と北九州市が力を合わせて「ともに熊本を支えていこう」ということを合意いたしまして、北九州市が、高雄市と八代市をつなぐコーディネーターとなって、それを橋渡ししてお届けをするというサポートを行わせていただきました。衛生用品(おしりふきシート、清拭シート、タオル、飲料水)等々でございまして、こういった形でお届けをさせていただきました。今回の支援は台湾国内でも大きな反響を呼んでおり、平時に築いた連携関係を活かして、災害時の実効的かつ迅速な支援に繋げたことで「都市間連携」というものの1つの形ということにもなっているわけでございます。この他、海外という意味では、大韓航空さんから北九州空港に昨日でしたかね。一昨日か、1日でしたかね。飲料水が1万4,000本かな、1万数千本ね。大韓航空のほうからご提供いただきまして、それも北九州空港をお使いいただいてご提供いただいております。こちらも併せて御礼を申し上げたいというふうに思います。避難所の状況ですが、様々、もちろん皆様も取材、そして報道されておられると思いますが、いろいろな、先ほど申し上げたような課題があります。

あ

市長

1つ「おいしいものが食べたい」、「もうちょっと違うものを、やっぱりそろそろ違うものを食べたい」というお声たくさんあります。やはり食事が単調になって、特に「魚やお味噌汁、スープ類も食べたい」と、「汁物が食べたい」というお声もたくさんいただいていると現地の職員から聞いております。やはり単調な食生活だけだと、栄養面でも、やっぱり精神的にも非常に負担が大きいということで、これについて、市内企業、北九州市内の「ぬかだきおこわ」の「ふじた」さんの藤田社長にお話をさせていただいたところ、「ぬかだきおこわ」を1,000食分ご提供いただいたということで本当にありがとうございます。早速現地にお届けしましたところ、皆様から本当に「大変においしい」と。お湯を入れたり、調理したりしなくても、湯せんしたりしなくてもそのまま食べられる。そしてまた「非常に栄養価が高い」ということで、お子さんもお年寄りの方も、皆さんが多く喜んでおられるということで、非常にありがたく思っております。その他にも、サンキュードラッグさんはじめ、多くの企業の皆様にも迅速にご対応を、あるいはご協力をいただきまして本当にありがとうございます。また台湾・高雄市からの物資提供については、八代市のホームページ上で高雄市と北九州市の橋渡しの支援について、八代市のほうからもこういったメッセージ、感謝のメッセージが八代市に対しても提供されているということでございます。令和8年の熊本地震から今10日経過、現地の状況はひとまず、何と言いますか、少し落ち着きというほどでもないですけれども、1つステージが変わってきている状況ではありますが、まだ余震も続いておりますしね。避難生活がやはり長期化する、断水が続いている、「8月末」という話はありますけれども、本当に私たちは引き続き全力で支援をさせていただきたいというふうに思っております。こちらは「(北九州市・熊本支援)ステーション」のほうに寄せられたメッセージでありますけれども、本当に多くの老若男女、お子さんなんかも含めて、みんなが熊本に対する想い、これを寄せてくださったことに改めて御礼を申し上げたいと思います。今後は生活再建に向けた仮設住宅の設置や、上下水道や道路などの都市インフラの復旧など、支援のフェーズも徐々に変わってまいります。また北九州市は、能登での経験なども活かしまして、被害の判定などのノウハウというのもご提供させていただくと。今日も数人、2人向かっておりますけれども、そういった取組にも、私たちが蓄えてきた知見をしっかりと活用しながら、被災地の皆様に寄り添った対応をしていきたいというふうに思います。毎日オンライン会議を通じまして、八代市派遣の職員から状況報告を私も受けているところでございますが、息の長い支援となるために、本当に職員も一丸となって、そして現地の職員も暑い中、一生懸命やってくれております。本当に市民や企業の皆様とも力を合わせて「北九州から熊本を支えていく」という気持ちでしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。さて、ちょっと被災地支援の話は少しここで一旦、私のほうからはちょっと話を切り換えさせていただきます。

【告知】第2子以降保育料完全無償化

アクション

市長

ちょっと話はもう全然変わってくるのですが、まず今日は発表案件ということになってきます。告知案件・発表案件ということになります。まず1つ目が「第2子以降の保育料」に関しまして、こちらです。「第2子以降の保育料無償化の拡充」というのが、この8月から申請開始というふうになりました。就労の如何を問わず「第2子以降の保育料完全無償化」、政令市で初めての取組となります。こちらぜひ、8月から申請受付、皆さんお使いいただきたいというふうに思います。北九州市が推し進めている「第2子以降の保育料の無償化」、この拡充分の申請スタートなんですが、北九州市では、お子様が多くいる世帯の経済的な負担の軽減を図り、働く保護者も含めた支援をするための措置として、令和5年12月から市独自に、保育の必要性のある第2子以降の保育料無償化」をスタートしたんですけれども、その後、令和8年度からは目的を新たに、子育てに専念する親御さん、地域活動やボランティアに取り組む親御さんなど、子育て世帯の多様なライフスタイルを支援していこうということで、今回「就労要件なし」で幼稚園の2歳児保育(プレスクール)であったり、認可外の保育施設も含めた、この政令市初の取組となります。全ての第2子以降の子どもの保育料無償化ということになります。大体対象者が4,000人から5,000人に増加ということになります。特に認可外保育施設の利用を無償化する取組、政令市で初の取組となります。8月1日から手続きをスタートしておりますので、年度当初の利用分まで遡及して適用させていただきます。こうした取組によって、集団生活の中で「できた」とか「やってみよう」という挑戦する気持ちなど、かけがえのない経験を培う機会を広げていただきたいと思いますし、多くの子育て世代の皆様には「子育ての喜び」、そして「子育て世代の選択肢が増える」、そして「望む選択ができるまち」として、北九州市、しっかり応援をさせていただきたいという思いでございます。「就労を問わず」第2子以降保育料の無償化ということでございます。

【発表】北九州市アセット変革方針

定例会見画像

市長

次には「(北九州市)アセット変革方針」という話になります。こちらです。少し時間、7、8分かかると思いますけど。北九州市の公共施設のあり方について、考え方を抜本的に変えていこうというお話でございます。「北九州市アセット変革方針」というものであります。公共施設を単なる箱物として維持するのではなくて、これからの暮らしと地域の活力のために攻めの姿勢で活かしていくという改革になります。ポイントを申し上げますとこういうことになります。10年前に立てた公マネの計画の方針は転換します。「待つ」から「使う」へ。老朽化した公共施設を「稼ぐ資産」へ変えていく、これが大きな考え方の転換です。

定例会見画像

市長

具体的に見ていきます。なぜ今この変革が必要なのかということなんですが、その背景にある危機感というものがございます。北九州市の、ご案内のとおり公共施設、これは2,279施設ありまして、人口1人あたりの施設保有量は平均で5.3m2。これは全国平均、政令市平均の3.4m2に比べて大きなボリュームとなっている。平均が3.4(m2)で北九州市は5.4(m2)というふうになっております。築40年以上の施設が58%。そして、今後30年間改修・更新をそのまますると8,000億円かかるということが見込まれています。このまま単純に施設を持って、使って、もう古くなるまで使っていく、そしてその時になくしていくという、こういうやり方だけでは、やはりなかなか立ち行かないということで、こういった中で、平成28年に、北九州市では「公共施設マネジメント実行計画」というのを策定をいたしました。こういうことで28年でしたね。保有量の削減目標を掲げて、耐用年数まで使い切って廃止するという、こういう方針を、28年の時は考え方を取っておりました。とにかく削減ありき、そして使い切って、もう使えなくなったところで廃止、そこまでずっと持っていて、待っていて、もう最後使えないところまで、もう最後の最後までいったらそこでもう廃止っていう、非常にある種シンプルなというか、直線的な考え方で進めてきたというのが平成28年の出来事でした。ただ、この「古くなるまで使い切る」という考え方、これは、一見そのとおりではあるものの、やはりその間も改修も必要だし、老朽化も進むし、いろんな状況も変わってくるという中で、結果として新しい発想で前向きに使っていくという、その価値を活かしていくということが、やっぱり進んでいないということ。これはあれですよね、40年間で20%減らすんですが、その多くが、最後の最後にもう一気に廃止の波がやってくるとか、30年先に一気にものすごい量の廃止がやってくるっていう、こういう計画だったわけで、やっぱりこれはあまり現実的じゃないと。それまで使い切るって言っても、それまでのコストもものすごい膨大ですし、その最後の10年間で一斉に、すごい割合の施設を一斉に減らしていくということが本当にいいのかということ。また市民ニーズは多様化しています。今のままずっと古くなるまで使い切るっていう発想でいいのかと。やはり公民連携、あるいはデジタル化等々、全国的に動きが加速しております。こういった転換点に立っているということの中で、私たちは公共施設のあり方についても発想の転換をしていきたいということであります。これまでの考え方というのは、コスト削減。コストを削減する、そして施設量をどれだけ減らすか、これだけを主にしていた。非常にシンプルな設計の考え方で、40年間で最初の10年間は1%減らす、最初の10年間は1%だけ減らして、少しずつ増えていって、最後の10年ぐらいで一気に潰していくという、こういう発想だったんですが、それはあんまり現実的じゃないだろうと。でもとにかく廃止・集約に向かってのプランだと、廃止・集約をすることをどう40年間でやっていくかっていう、こういうプランだったわけなんですけれども、やっぱりこれ変化もしていくわけですし、そんな30年、40年先までずっと今のまま、手を付けずにそのままずっと使っていくっていうことにも、それも相当なコストもかかりますし、これで本当にフィジブル、実行可能なのかということで、やっぱり私たちは発想を転換していきたいというふうに思います。やはり公共施設も非常に様々ありますけれども、場所とか、あるいは立地とか、あるいはその建物の建付けとかいろいろあるわけですから、そういったことを含めて、やはり効果的な活用、価値を活用して、価値を最大化していくということをやっぱりやっていくという。必要な投資も行う、そして必要な再編も戦略的に行いながら「(資産)価値を創出、最大化」していくという発想にしていこうというのが、今回のコンセプトの変化です。そして40年先、30年経った辺りで「一気にどっさり潰してください」っていう、そういう発想じゃなくて、時々の状況を見て、やっぱり10年ごとにしっかりと分野別、それもきめ細かく分野別に、どういうコンセプトでいくのか、何か住宅も橋も道路も全部ひっくるめて離すということではなくて、きっちりやっぱりきめ細かに分野別の考え方を設定していくという方針でやっていきたいと思います。「廃止」から「集約」。廃止・集約へのロードマップを描くという計画だけじゃなくて、「活用」、「複合化」、「公民連携」なども選択肢に入れたコンセプトに変えていきたいという、こういうことが全体のコンセプトであります。民間のノウハウ。例えば市民の皆様にとって、これもまたイメージ的に書いてありますけれども、第一に「もっと使いやすく、もっと便利に」。例えば予約や手続きのデジタル化とか、スマホを使って完結できる仕組みをつくるであるとか、また、あちこちに点在している機能を利便性の高い場所に集約し、1箇所で複数のサービスを受けられるようにするとか、民間ノウハウを導入して、お子さんから高齢者までが「もっと行きたい」と思えるような魅力ある施設へ生まれ変わらせるとか、様々なアプローチがあるはずです、公共施設には。ですから、何か一直線に「廃止・集約を40年でやります」ということではなくて、どううまくそれを活用し、そしてそれをうまくマネジメントしていくのかということに発想を変えていこうと、ある種「当たり前」、ある種「それはそうでしょう」っていうことかもしれませんけれども。もう1つが、やっぱり最大限に、資産価値を最大化するっていうことが必要です。役割を終えた施設や土地をそのまま遊ばせておくのではなくて、住まい、交流、子育て、観光など、地域のニーズに合った形で、用途変更、民間への貸付や売却なども選択肢に入れていくということですね。例えば、これだと若松区役所の事例ありましたね。これ去年でしたかね。区役所の敷地内の遊休地があったわけです。そこにコンビニを誘致しまして、市有地を有効活用するということもできるし、生活利便性の向上やにぎわいづくりもできると。こういうようなことで、単にそこの役割を終えた場所をなくして、そこをそのままにしておくということじゃなくて、やっぱり「資産」として地域経済のために使っていくという発想に変えていこうということですね。あと、先ほど門司麦酒煉瓦館の話なんかもね、令和8年5月にスタバがオープンして、駐車場を民間に貸し出すことで土地の貸付料の収入確保、建物維持費を民間収益で賄うスキームを実現したということもございましたですよね。こんなふうに、ちょっと発想を変えてやっていこうというのが、北九州市のアプローチになります。

雑紙

市長

じゃあ、どんなことをやっていくのかという具体的な事例を2つご紹介します。まず若松区にある玄海青年の家になります。こちら昭和45年開設ということでございまして、今も様々な学校等々にもお使いいただいていますが、ここは子どもたちの体験活動の場として、極めて大事です。その機能、体験活動の場としての機能をしっかりと活かしながら、民設民営による宿泊施設へと転換していきたいというふうに考えております。やはり場所もいいですからね、あそこね、本当に。場所も非常に便利ですし、建物としては、老朽化は相当していますけれども、やっぱりこれを民設民営の宿泊施設へと転換し、平日は、子どもの宿泊体験活動を維持していただく。これはもう今の機能をしっかりと維持していただく。休日は、観光客が利用していただいていい。これはもうそういう使い方、平日は子ども、休日は観光客にも使っていただいて、そうすると、市にとっても民設民営でやってくれると助かりますし、利用者の方もちゃんと、今までもできますしまた休日も使えますし、事業者もやっぱり運営しながらちゃんと、しっかりと収入の確保もできるというようなことで、これは「Park-PFI」という手法を使ってやっていきたいと思います。まさに、三方よしのモデルということで、令和12年度中のオープンを目指して取組を進めてまいります。例えばということで2つ目。八幡西区の黒崎駅中心の「八千代町団地(市営住宅)」ということになりますけれども、これですね。役割を終えた住宅を建物付きで売却し、民間事業者のノウハウを生かした良質な住まいへと再生をしていくということを考えております。これは建物ですけど、これイメージで書いてありますけどね。役割を終えた、もうここは今入居者がいないということでしたよね。確かね。ですよね。入居者もいない、役割を終えた市営住宅、これをどう生かしていくのかなんですけども。民間のノウハウを生かした良質住まいへと再生をしていくという取組です。これによって様々、老若男女、子どもからご高齢の方まで多様な世帯を受け入れていく地域コミュニティの活性化にも繋げていくということを考えております。建物を壊すだけではなくて、ストックとして生かす、これが今回のアセット変革の中核を流れる大きなコンセプトです。こうした取組をより着実に進めていくため、施設分野ごとに計画を策定し、順次公表してまいります。具体的には市営住宅、図書館、観光施設等々様々、たくさんありますけれども、こういったところをしっかりと順次その特性に合わせて、利用者のニーズ・利便性の向上・持続可能性などを考えながら、きめ細かくどういう形にしていくのか考えていきたいと思います。この方針を生かしまして、計画を策定し実行に移す。その結果として、地域が活性化し、北九州市というまち全体の魅力がさらに高まっていく、こういった好循環を生んでいきたいというふうに考えております。公共施設は市民の皆様の大切な財産でございます。こういったものを、今の時代、そして私たちの目の前にある次の時代に向かって、新しい形の生かし方、マネジメントの仕方というのを私たちは追求していきたいといとうふうに思います。これによって、「北九州市に住んでよかった」というまちをつくっていきたいと思います。最後に追加で1つだけ。先ほど、土地の活用について触れましたが、これが実は、これも非常に内部職員たちの創意工夫でつくってくれたんですけども。活用可能な市有地が実は結構あるわけです。これの売却と貸付を促進するために、市が保有する活用が可能な土地が分かる「みつかる!KitaQアセットマップ」というのの公開が7月29日に始まりました。これによってスマホやパソコンから土地の私有地、市の保有する活用可能な土地の情報というのが手軽に検索をできるということで、これは事業者の方々、様々な投資をこれから考えられる方々、まちを動かしていこうという方々のご検討に活用いただきたいということで、民間投資やまちの活性化に繋げていきたいというふうに考えております。私からは以上となりますけれども、今日は、またこれに加えて、東筑高校が1回戦迎えますので、またそれも、ちょっと私は、今、伺えませんけれども、しっかり応援していきたいというふうに思います。東筑高校の出身の方いらっしゃいますか。おめでとうございます。

記者(FBS)

一応野球部で。

市長

そうですか。行かれたんですか。

記者(FBS)

行きました。

市長

甲子園行ったんですか。

記者(FBS)

弊社のアナウンサーの石田と同期で。

市長

甲子園出場。

記者(FBS)

ベンチで応援していました。

市長

いやいやいや、甲子園の出場年だったんですか。

記者(FBS)

一応出場年の。

市長

素晴らしい。素晴らしいですね。そうですか、ポジションは。

記者(FBS)

一応内野手で、何かいろいろやっていました。

市長

素晴らしいですね。

記者(FBS)

応援お願いします。

市長

それはこれからちょっとまた。小倉高校でしたよね。どこでしたっけ。

記者(日本経済新聞)

ベスト8で負けましたですね。

市長

そうですよね。

記者(日本経済新聞)

もう50年以上出ていないですけど。

市長

高校に切り替わった時に第1回、第2回の優勝が小倉ですかね。

記者(日本経済新聞)

そうですね。昭和20年代で、もう本当いつ頃かっていう話ですけど。

市長

いやいやいや、ありがとうございます。じゃあ私からは以上でございます。

質疑応答

記者(日本経済新聞)

8月、今月から幹事しております、日本経済新聞から冒頭ご質問させていただきます。何点かあります。1つずつお伺いさせてください。まず1つが、熊本地震に関連するところで、市として被災地に対する支援状況を詳しく説明していただきましてよく分かりました。その中で1つ、観光とか今ちょうど夏休み時期で来週はお盆ウィークになってくるわけなんですけれども、ある種観光への影響みたいなのが懸念されるのではないかと。実際熊本も天草のほうでかなりキャンセルが出ているらしいですし、お隣の大分県なんかでももう5,000件規模のキャンセルが入ったということで、実際北九州、北九州エリアで実際そういうちょっと残念な動き出ているのかどうか、仮に今後出てきたとしたら、市としてどのような支援と言ったらあれなんですけど対策を打っていくお考えなのか。その辺り市長のお考えをお聞かせください。

市長

分かりました。7月28日の地震発生後に、市内の主要ホテルに確認したところによりますと、「首都圏からの出張者のキャンセルが少数生じているものの、現時点で大きな影響は出ていない」というふうに聞いております。反面、「熊本を含むツアーを組み込んでいた団体ツアーの訪問地の振り代えとして、北九州市内のホテルでの受け入れに関する問い合わせなどもあっている」というようなことを聞いております。また、国内外の既存の予約者からは、北九州市エリアの交通機関は問題なく動いているか、地域の旅行環境に関する状況を確認する問い合わせなどは多く寄せられているということでございます。引き続きホテルをはじめ地域の事業者とは地域の地震の影響について、情報共有を密に行ってまいりたいというふうに考えております。「北九州市内自体はどうなんですか」というお問い合わせはあっているけれども、具体的な被害が何か起きているわけではないので、「それで何か取り止めとか大きなツアーが停止になったという情報は今入っていない」というふうに聞いております。

記者(日本経済新聞)

分かりました。もう1つ質問させてください。2つ目の発表案件で、北九州市の「アセット変革方針」っていうことがありました。こちらもある種その10年前の計画を方針転換、大きな決断だったんじゃないかと想像するところなんですけど、その中で、さっきも8,000億円みたいな数字も出てきたんですけれども、やっぱりある種その負債というか、そこに対する危機感なんかも、今回の方針を切り替える背景にあったのかなっていうふうに思ったりするんですが、その辺り市長としては、そもそも的な発想の転換するスタート地点のところから、改めてちょっと市長の想い、お伺いできたらというふうに思います。

市長

そうですね。施設というのは、潰すではなく生かすにやっぱり変えていかないといけない。万事において皆さん、私の市政全体の方向性というところで、「あるものはしっかりと最低限に価値を生かしていこう」と、「北九州市というまち全体のポテンシャルを最大限引き出した形にしていこう」というのが、私の市政の今取り組んでいる1つの大きな柱でもございますが、これはどうしてももちろん、このままやっぱり老朽化が進んでいくと、単にずっと持っていて、その時になったら、一気に最後10年間でグワーッと「最後に一気に無くしていきましょう」っていうのは、それは計画としては、そういう10年前あったのかもしれませんが、その時現実問題として、その30年後の市政・行政担当している方、あるいはまちの方々にとって、どんなインパクトがあるのかっていうことを考えた時に、これ本当に実行可能なのか、本当にそれがフィージブル、実現可能な案なのかっていうのは私はもう当初からすごく問題意識があって、それで職員たちとも議論を重ねましたが、やはり、やっぱり今の時代、実は老朽化なんかでも相当8,000億というコストもかかりますし、じっとそれを待っていて、待っていて、待っていて、「耐用年数に来ましたのでその時無くします」というやり方が本当に賢いやり方なのかという思いがずっとありました。公共施設をそういうふうに負担と考えるんじゃなくて、アセットとして考える、こういうふうに「発想を転換していこうよ」という議論を熟成させてきました。やっぱりこれが、公共施設は市民の皆さんの暮らし、あるいはまちの活性化のためにあるわけであって、「ボロボロになってもそれをずっととにかく使い切ってください」、「対用年数がある限りは使い切ってください」そこで初めて「無くします」っていうことではなくてその過程においても、市の負担ではなくて、資産、アセットとして活用していくという、そして価値を最大化させていくという考え方。こういうような後ろ向きな管理をするということではなくて、前向きな活用していくというような考え方にアップデートしていこうという考え方があるということでございます。

記者(日本経済新聞)

分かりました。ありがとうございます。幹事からは以上です。各社よろしくお願いします。

記者(KBC)

KBCの中野です。まず熊本の件についてお伺いします。今市長からもフェーズがいろいろ変わってきているというようなお話がありましたけれども、毎日派遣をされている職員の方から報告を聞いたりとか、それからこちら北九州のほうで、派遣の方針などを考える中で現状課題と言いますか、支援を北九州からする上で、あるいは現場でする中で感じている課題、その上で、国などに求めることなどあれば、お伺いできればと思います。

市長

そうですね。もちろん、1番現場から聞いていて、被災された皆さんが困っているのは、やっぱり水の問題で、生活用水の確保。これ国に、国土交通省においても「8月末までに断水を解消していく」ということで、これは「全力を挙げて、早くやっていただく」ということをお願いしたいなというふうに思っています。その他何て言いますかね。あとは現地で、物資が行った時に、その物資を仕分ける人をどうマネージするのかっていうところは1つ課題だと。特に小さい市町、「八代市は比較的うまく回っている」やに聞いておりますけれども、やはり小さい市町ですと、そもそものスタッフが限られているということもありまして、他の自治体からいろんな方が集結をしても、そこで、どういう方針で、それをどうきめ細かく最後のところでお届けするのかっていうところに目詰まりが起きないように、しっかりとした人員の供給、そしてマネジメントっていうのをすることが大事なんではないかという、今、感じを持っております。ただ私もこちらでレポート聞いている立場ですので、あまり現地のオペレーションについて、実際にそこで一緒に汗かいているわけではないので、そういうレポートを受けているということでお受け止めをいただきたいというふうに思います。なので、国はまず水のことと、そしてそういった物資がしっかり届くように、またこれからは保健衛生面、心理的な面も含めた保健衛生面でのサポートというところもしっかりやっていただけるのが大切かなという感じを持っております。

記者(KBC)

ありがとうございます。次に「アセット変革方針」についてなんですが、これまでの計画が削減ありきで、それを利用するということも考えて、新たな方針をということでしたけれども、一方でやはり、今後人口が減っていくという中で、その削減そのものはしていかなければいけないんじゃないかなと思うんですけれども。もちろんその利活用をしていくという一方で、削減についてはどのようなお考えをお持ちなのか伺えますでしょうか。

市長

何て言うんですかね。ご案内のとおり、「削減ありきではなくて、活用再編をしていこうというのが、今回の考え方の大きな変化だ」ということを今日発表させていただきました。もちろん地域ごとに様々な違いとか、今の活用の用途とか老朽化の度合いとか、活用と言ってもいろいろな場所・場所、あるいはその建物のつくりとかいろんなことによって、様々な対応、姿というのはあると思いますので、それはきめ細かく、きっちりそれに適した形を考えていくと。これは言うまでもないことですね。ただもう、削減ありきでこれから潰していくという一辺倒で直線的な考え方をするのは、ちょっとやめて、うまく活用しようよというふうに変えてきたということでありますね。

記者(KBC)

分かりました。なので、当然そのものによっては、削減と言いますか壊すということもあれば、活用するものもあればというような考え方でいいんですかね。

市長

もちろん、今までの期限がきたら削減しようという考え方から、単純にその期限きたら削減すんじゃなくて、その前にうまくもっといい活用ができて、例えば建て替えができるんじゃないかと、民間企業さんの力を使ってとかそういうのにしながら、もちろん場所によっては、適切な形で対応、検討していくということは必要になってくるとは思いますね。

記者(KBC)

こうした方針、これまでというか、先ほど門司の例何かも挙げられていましたけれども、何となくこういう方針で利活用していくということは、市長これまでもおっしゃっていたかと思うんですけれども。改めてこのタイミングでその方針として打ち出したのはどういったねらいなんでしょうか。

市長

そうですね。これが10年スパンで見直しということに、一応設定をされておりまして、それが10年経ったので、見直しのタイミングが来たので、方針としてもう1回明示を、明示っていうか、きちっと体系的に捉え直したというような位置づけでございます。確かにおっしゃるとおり、そういった発想というのは、個別のケースでそういうのが埋め込まれていたと言えば、それはそうかもしれませんけどもね。

記者(KBC)

これまでの、計画が令和37年までってなっているのは、これは打ち切るというよりは、10年の見直しのタイミングで、新たなものをつくるという理解ですか。

市長

そうです。概ね10年程度で何か更新、更新っていうか見直すっていうふうになっていたということですね。

記者(KBC)

すみません、最後発表外で、福岡県議会についてなんですけれども、2点ありまして、まず一連の金銭授受疑惑を巡って、昨日、福岡県議会のほうでも、日弁連ガイドラインに基づく第三者委員会を設置するという方針が明らかになりました。こうした方針含めて、今後どういったふうに調査を進めていってほしいかというところと、それから北九州市選出の松尾県議が熊本地震の直後に、北九州市内で政治資金パーティーを開いて、それでその結果を受けて、役職を辞職するということがありました。この一連の動きに関して、受け止めなどあればお伺いできればと思います。

市長

そうですね。優れて県議会、県の話ですので、私からとやかく申し上げる筋合いのものではないという前提でございますけれども。前回の定例でもお話をさせていただきましたが、やはり市民・県民の皆さんのご関心、第三者委員会について、これについてはご関心高いということですので、しっかりと真実を明らかにしていくということが大事だろうというふうに思います。また、あえて申し上げると、今回の件ですけども、全体として、もちろん個人の責任、あるいは真相というものは明らかにしてほしいという市民・県民の皆さんに応えると、これは大事なことです。しかしそれだけで終わらせるというわけにもいかないんだろうと思います。やはり構造を見直していくということが大切だと思います。第三者委員会でこれから様々な調査分析されると思うんですけれども、どういう構造的な要因、どういう仕組みや制度運営の仕方に課題があったのか、なかったのか、そういったところもしっかりと併せて検証するということが、こういった疑念を持たれることの防止、抑止にも繋がっていくんではないかなというふうに思います。パーティーのほうですかね。パーティーのほう、そうですね。やはり、こういった災害時、しかも非常に大きい災害の時っていうのは、私たち市の職員も一丸となって意を合わせて、被災地の皆さんに心を寄せて、もうすぐに行動を起こしてやっているということでございますので、そういった意味からすると、やっぱり適切に判断をしていくということは大切なことだろうというふうに思います。どういうケースであれ、どなたであれやはり市民・県民の感覚から離れた瞬間に、やはり政治や行政の信頼というのは失われるということは、大切な私たちの基本だと思います。やはり、今回のケース云々ということを、論評を私がするというよりかは、やはり常にどんな立場であっても、政治行政というものは、市民・県民の皆様の感覚から離れることがないように、常にアンテナを立て、細心の注意を払っていくということは大事だろうというふうに思っております。

記者(KBC)

適切に判断することが大切だということですけれども、開催するっていう判断の適切かどうかっていうのは、市長のお考えは。

市長

そうですね。これはもう私も当事者でもないですし、ご本人と詳しくいろいろ気持ちとか経緯を聞いたわけではないので、私から論評するのは差し控えたいと思いますけれども、やはり、発災直後はしっかりと、被災された皆様、被災地の皆様に心を寄せていくということは基本になるんではないかなというふうには思います。

記者(読売新聞)

読売新聞饒波です。熊本地震の件ですけれども、派遣した職員さんは延べ180人ということでしたけど、これはいつ、昨日まで、今日まで。

担当者(危機管理室 危機管理課)

危機管理室防災企画担当課長大山と申します。先ほどの180人につきましては、昨日まで派遣された方の人数の延べ人数となっております。以上です。

市長

今日もまた、10数人ですね。

担当者(危機管理室 危機管理課)

そうですね。本日もまた出発していますので、日ごとに派遣人数は増えてくるかと思っております。

記者(読売新聞)

すみません、このアセットの件ですけれども。平成28年につくった公共施設マネジメント実行計画、これは廃止するということになるんでしょうか。

市長

廃止というか、それがリプレースされる、置き換えられるということに。見直しって言うんですかね。形式的には見直しをしてということになりますね。

記者(読売新聞)

分かりました。今まで耐用年数が来るのを待つのではなくて、活用していくというところすごく理解というか共感をしたんですけども、耐用年数がいずれ必ず来るじゃないですか、ずっと活用していてもですね。使い続けながら、この耐用年数が来た後の建物っていうのは今後どうなっていくんでしょうか。新しく活用した上で。

市長

新しく活用、例えば耐用年数の10年前に民間企業さんが使い始めて、それで10年経って耐用年数にいよいよ来た時にどうするかっていうことですね。この辺って、どうぞ。

担当者(財政・変革局 アセットマネジメント推進室)

財政変化局アセットマネジメント推進室の次長白馬と申します。よろしくお願いします。基本的には耐用年数を迎えた施設というのはその時の状況を鑑みまして、施設がまだ使えるのであれば使いますし、廃止するんであれば廃止、その時々の施設の状況に応じてというところになろうかと思います。ただ、今回の方針というのは、耐用年数が来る前なんですけれども、どうしても施設によっては使われていない施設とかも出てきている状況は実態にはありますので、そういった施設がまた別の目的で使えるようになるんじゃないか、また違う民間さんの知恵や工夫で何か別のものに活用できるんじゃないかと。そういった形での活用、いろんな施設で展開できればという思いで、今回の方針を作成させていただきました。以上でございます。

市長

あれですよね。耐用年数が来る前でもう大分もう空っぽになっているというか、もうほぼ使いならないというようなケースには、民間企業さんと一緒にそれを改修したり、何か新しい使い方をしたり。耐用年数が来る前に改修して、何かまた強靱にしたらまた耐用年数で変わってくる。

担当者(財政変革局 アセットマネジメント推進室)

長寿命化という手続きが。

市長

長寿命化もありますね。

担当者(財政変革局 アセットマネジメント推進室)

手段もありますので。

市長

なるほどね。そういうことか。そうですよね。

記者(読売新聞)

ありがとうございます。リプレースのところで出ていた、この「八千代町団地(市営住宅)」、これ今使われなくなった役割を終えたとあるんですけども、これはどうして今使われなくなっているんでしょうか。

市長

入居者がいなくなったということですよね。

担当者(都市整備局 住宅計画課)

はい。整備局住宅計画課長の藤尾です。「八千代町団地(市営住宅)」については、同じ八幡西区の萩原団地っていうところに新しく建て替えをして、そちらの入居者の方が移転をされて、それでもう建物そのものの入居者がゼロになりました。それで、機能を終えたという、そういう表現をしてございます。以上です。

記者(読売新聞)

それは老朽化で。

担当者(都市整備局 住宅計画課)

そうですね。建物そのものは、昭和47年にできた建物で、まだ54年ですね。

市長

まだ耐用年数にはまだ20年。どのくらい結構ありますね。

担当者(都市整備局 住宅計画課)

まだ耐用年数、市営住宅70年で考えておりますので、まだ16年ほどございます。ですから、そういうのを民間の方に今回のケースは売却になりますけれども、活用していただきたいということで考えてございます。

市長

今までの考え方だとこれも耐用年数までじっと、ずっと待ってっていう。

記者(読売新聞)

置きっ放し、放置。

担当者(都市整備局 住宅計画課)

耐用年数まで使い続けるっていうふうな。

市長

建前はね。

担当者(都市整備局 住宅計画課)

ただその中で、行けるところあれば、集約をしたりとかいうことは進めてまいりました。

記者(読売新聞)

これをいつ頃売却してとかっていうスケジュールっていうのはあるんでしょうか。

担当者

もう今から売却の手続き等入りまして、今年度末には契約まで進めていきたいなと。事業者の募集を9月以降に始めて、来年1月には事業者を決めて、その中でいろいろ提案を、どのような活用をされようとしているのか提案をいただいて、そこで決定をしたいなと、そのように考えてございます。

記者(読売新聞)

ありがとうございます。市長すみません、この計画をつくることで、例えば何かどれぐらい補修、維持管理、もしくは建て替えに必要な、市のお金がどれぐらい減りそうとか、何かそういう試算もあるんでしょうか。

市長

これはまさにマーケットとの関係性というのがありますので、これがじゃあどういう場所のどういう物件というかどういう施設がどういうふうにお使いいただけるのか、それが、あるいは実際にお使いいただけると私たちが思ってもそれに対してどれぐらいが反応があったり、じゃあそこに投資しようかということが、これはもうその関係性の中で決まっていくので、ちょっとあらかじめこれがいつまでに何%どうなって、それでどのくらいのお金に換算されるっていうのちょっとこれを出すのは非常に難しいということですね。

記者(読売新聞)

今度の金曜日にある発表会ですけれども、県庁のほうで、副首都に関して、県と福岡市との連絡会議の開催があるかと思いますが、いよいよ副首都の選定に向けて本格的に動き出すところかなと思うんですけれども、具体的に北九州市に持ってきたい政府の機関とか、何かどのようなこのインフラ整備を期待したいとか、何かそういうのございますでしょうか。

市長

そうですね。先々週でしたかもお話したんですけれども、まだ、副首都制度の具体的な姿というのは十分に国から示されておらず、やはり早急な基本方針や、制度設計の中で示されていくということを期待をしております。なので、それをしっかり待ってから、私どもから、どんな形でどうこうするっていうのは、ちょっとそれを受けなければ、申し上げるのは困難だというふうに考えておりますので、そのどの施設をどんなふうに持って来たいとかいうことについてはちょっとお答えし兼ねるということになりますけれども。さわさりとて、やはりこの災害リスクに対する強固な基盤を持っている、インフラを持っている、24時間稼働し得る空港を持っている。こういった利点を生かして、北九州市に対して、さらに市民の暮らしに繋がるような投資、そしてあるいは規制緩和、そして日本を支えるということに対して取り組んでいきたいという思いは変わっておりませんし、しっかりと、いよいよ連絡会議ということでスタートをしていきたいというふうに思います。福岡県、福岡市と3本の矢となって、しっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。今度の連絡会議は、まずは基本的な考え方や今後の進め方についての事務的な協議というふうに聞いておりますので、まずは連携をしっかりして3本の矢が動き始めるということで、取り組んでいきたいというふうに考えています。

記者(読売新聞)

すみません最後に、今週ですかね、台湾に行かれていたかと思うんですけれども。目的と、あとあちらでどのような取り組みをされていた、活動されたのかというのもしあればお願いします。

市長

そうですね。半導体産業、「産業振興未来戦略」を中に据えて、誘致や販路開拓、産学連携のトップセールスを行っております。この流れをさらに加速するために、世界の半導体サプライチェーンの中核を担う台湾との競争を確実なものとするために、北九州商工会議所の津田会頭をはじめ、TOTOや安川電機さんといった北九州市を代表する企業14社とともに、経済ミッション団を結成をして、行政経済界一丸となって、台湾の皆様に、経済界の皆様に北九州市のポテンシャル、あるいは可能性というのをお伝えする。そして戦略的なパートナーシップの構築、ビジネスの機会の創出というのが具体的な目的でありました。そして伺いまして、台湾サイエンスパークにおける産業交流会、半導体関係業種向けのフォーラム商談会、半導体研究で世界をリードする陽明交通大学とのMOU、この文書の締結といったことが行われたということで、50件を超える商談、20社を超える台湾企業経営者幹部の訪問と意見交換、それからAI関連のグローバル企業ウィストロン社との、会談と、事業連携ネットワークに向けた協議、それから、国立陽明交通大学との産学連携の推進に関する連携協定の締結、こういったところが、主な成果であったというふうに考えております。ちょっと私は残念ながら、2日目の途中に地震が起きたのですぐ残り全部キャンセルして、私はちょっと途中でパッともう帰ってきてしまったんですけれども、ミッション団の津田会頭はじめ多くの皆様にお力いただきまして、最後までしっかり工程を終えて、コンプリートしていただいたということで併せて御礼申し上げたいというふうに思います。

記者(読売新聞)

北九州市の企業に対する台湾側の関心みたいなものの高さみたいなのも、お感じになりましたか。

市長

そうですね。やはり、北九州市非常に技術力がある。そして、インフラが整っている。そして、ちょっと若干あれですけども、非常に災害に比較的強いまちであるということも大変アピールさせていただきましたし、人材も豊富にある、年間3,000人あるとこういったところに非常に強い関心をいただきました。ちょっと災害のあとなので、なかなかそれ一緒くたにして申し上げると恐縮なんですが、やはり熊本ということ軸にして台湾経済界、半導体の世界っていうのは非常に今、九州に注目を注いでいるという関係の中で、熊本もあるんだけど、やっぱり北九州市というところも非常に長い歴史、通信技術の蓄積があるということは皆さん非常に頷いて、あるいは得心されていたと思います。今回は、また安川(電機)さんとかTOTOさんとかそういった、津田会頭も来られていましたし、やはり非常にインパクトが大きかったですね。やっぱりグローバル企業のトップをご経験の皆さん、あるいはそういった主要企業の、もう北九州市っていうよりも安川(電機)さん、TOTOさん、他の企業さんの名前言ったほうが、皆さんにとってはピンッと来るという側面もやはりありますので、そういう意味では非常にありがたかったなというふうに思います。ここからまたあれですね、極めて高い期待はあったと思うんですが、これを具体的なネットワークそして事業に結び付けていくように、官民合わせて取り組んでいきたいなというふうに思っております。

記者(FBS)

FBS白野です。よろしくお願いします。保育料の無償化についてなんですけれども、先ほどもあったかと思いますけど、政令指定都市初っていうのは「認可外保育施設に対する」っていうところが入ったからっていうことでよろしいですか。

市長

そうですね、そういうことです。

記者(FBS)

「8月から」っていうのも今日から受付をやっているっていうことですよね。

市長

「8月1日から」ということになりますね、申請受付開始ということになります。

記者(FBS)

先ほど「新しく」とかっておっしゃっていたんですけど、今までに対象じゃなかった人が「もう誰でも大丈夫」っていう認識ですか。

市長

そうです。対象になっていなかったあらゆる全ての親御さんと言いますか、ご家庭が支援の対象になってくるということですね。

記者(FBS)

これをまた新しく始めようと思われた市長の受け止めとか、コメントを一言お伺いしてもいいですか。

市長

そうですね。やはりパパであれ、ママであれ、保護者の皆様がどういうライフスタイル、どういうライフコースを辿っても、しっかりと子どもが安心して育てられるまちにしたいという思いですね。なので、今回「就労の有無を問わず」。そして、やっぱり子どもたちに多様な教育と保育の場を提供する、そういう環境を万全に整えていきたいという思いを込めた施策でございます。

記者(FBS)

分かりました。ありがとうございます。以上です。

記者(朝日新聞)

朝日新聞の城です。先ほどの保育料無償化でお伺いします。4,000人から5,000人に対象者が増えるということでしたけれども、これは現在、既に通われていらっしゃる方の数なのか、それとも、今通っていらっしゃらなくても「そういう制度ができるんだったら、自分のライフステージの変革のためにちょっと預けてみようか」という方も増えるんじゃないかと思います。それがどれぐらい増えられる見込みなのかの数なのかということを教えていただきたいのと、増えることは想定されますけど、この保育側の施設の規模感ですとか、人員配置、その辺りに負担がかかることも予想されます。その辺をどう考えていらっしゃるのかお伺いしたいです。ちょっと「(北九州市)アセット変革方針)」でもあるんですが、ひとまずこちらの件で2点お伺いします。

市長

なるほど。じゃあその人数の内訳、見込みですね。見込みの内訳などをお願いします。

担当者(子ども家庭局 こども施設企画課)

子ども家庭局の運営支援担当課長をしております江口です。よろしくお願いいたします。

人数についてなんですけれども、今4,000人から5,000人ぐらいまで増えそうという中で、その「5,000人に増える」というのが今回幼稚園のプレスクール、2歳児保育の600名ぐらいと、認可外のところの無償化の対象になる220人程度を予算上見込んでおりますけれども、その増加を加えて概ね1,000人ぐらい増えそうですというところです。実際は予算の規模を確認する際に、もう既に利用されているお子さんで、第2子以降のお子さんということを、数はある程度見込んでいますので、ここから大きく増えるというところはまだ見越しておりません。ただ、これが、少しずつ制度が広まって定着する上で、少しずつまた、今は使っていない方も「使ってみようかな」という形で増えていくのかなと思っております。それで、保育現場であったり幼稚園の教育現場での負担についてですけれども、確かに幼稚園教諭・保育士の確保っていうのは各施設で苦慮されているところでもあるんですけれども、そこも他の支援策の中で我々も支援させていただいておりますし、そういった中で、各施設も「子どもたちのために少しでも良い教育を」ということで、幼稚園教諭・保育士の確保もしていただいていますので、そこら辺のバランスを見ながらしっかり対応していければと思っております。以上です。

市長

じゃあ実際使っておられる方の今の実態、そこも無償にするということがメインでということですね。

担当者(子ども家庭局 こども施設企画課)

はい、今有償の方ですね。

市長

それが、今の予算の設定としてはそれぐらい。それとプラス、少しは乗せているのかもしれませんが、それで予算額確保というようなことですね。

記者(朝日新聞)

ありがとうございます。続けて「(北九州市)アセット変革方針」で、先ほど平成28年のマネジメント実行計画については「廃止ではなく見直しだ」ということでした。今回の「(北九州市)アセット変革方針」で財政的にどれぐらい削減されるかは試算がちょっとマーケットの関係もあって難しいということでしたけれども、施設数、施設の規模みたいなものっていうのが、なかなかちょっと今回の話では想像できなかったんですけど、これが減るのか、それとも削減されるものが減って残るものが増えるのか、その辺の見通しを教えていただけますでしょうか。

市長

まさしくそこが、これから個別の施設の立地とか、ご使用の状況とか、あるいはそれが実際に民間企業を含めてお使いいただけるのか、そういったことを総合的に見ながらそれぞれに判断をしていく。すなわち今までの「硬直的にとにかく減らす、とにかくなくす」っていう、こういう考え方から、それを活かしながら、そこから価値を生み出し、何と言いますか、お金を生み出すといった言い方はちょっとあれかもしれませんけれども、うまく回るような仕組みに変えていこうというものが今回の発想だということは繰り返しになります。これまで施設保有量やコストだけを考えて「壊れ続けるまで使う」っていう、こういう発想だけでは、とにかく減らすことに向かって、一生懸命そこに向かって「とにかく壊れるまで使い倒して、そこでもう使えなくなったら潰します」って、「こういう発想だけでいいのか」っていうことなんですよね。なので、ご質問の「じゃあそれは何箇所で、どのくらいの見通しか」っていうのは、ちょっとここは、やはりちょっと見通しづらくて。もちろん今あるものが、「20%減らす」というものが今より増えるとか、何と言うんですかね、もちろん大きな流れとしては、そのマネジメントの計画の考え方は聞いてはおりますけれども、ただマネジメントのあり方で「単に潰せばいい」っていうことじゃなくて「活かす」ということ。やっぱり実際実務をしている中でも、今までの10年前に立てた実行計画だと、とにかく「床面積の削減」という数字を追う、その結果、創意工夫をすることの意欲を削いでしまって、新たな発想が生まれづらい、こういうような課題があったと。ここはやっぱり「いろんな柔軟な考え方をしてみよう」っていうのが今回の考え方です。ただ「施設分野別の計画」というのを今後立てていきます、こうやって分野に分けてですね。その中で、KPI(評価指標)を定めながらPDCAサイクルを回していくということは、これは実効性を高めるためにやっていきたいと思います。それが、KPIっていうのが箇所数、何か金額という形というよりかは、それにふさわしいキーパフォーマンス、インディケーターを設定していくということになろうかというふうに今は想定をしております。何かそんな考え方ですね。

記者(朝日新聞)

ありがとうございます。

記者(毎日新聞)

毎日新聞です。地震の関係をお伺いします。まだちょっと支援の段階ではありますが、北九州市の備えについて伺いたいです。今回エアコンの設置ですとか、あとは雑魚寝状態の継続だとか、避難所の質に関して課題になっていたと思います。小中学校のエアコンは2030年までに体育館設置ということですが、そういったことの前倒しですとか、もしくはベッド、もしくはパーテーション、そういう備品の買い増しなど、そういった必要性を感じていらっしゃるのか、災害が少ないまちであるからこそ、どこまで準備するべきなのか、ちょっとその辺のお考えがもしあればお伺いできればと思います。

市長

そうですね。それは、もちろん今回の熊本地震を1つの、大変恐縮ですけれども、1つの教訓とさせていただきながら私たちのまちを守る、これは大切なことです。それはもう少し、ちょっと今の時点で「この部分がうちもちょっと強化したほうがいいな」とか「ここはあれだな」って言うには、やや時期がまだ早くてですね。今一生懸命、そこを支援をしているという段階ですので。ただ、今重要なご指摘でありまして、その熊本地震が一定落ち着いてきた段階で、そこの、ケーススタディと言ったら大変言い方は申し訳ないですけれども、私たちの教訓として、私たちがどういう備えをしていくのか、あるいはどういう環境を整えていくのか。新たに今回の中で見出された備蓄や備えの問題、あるいは都市間連携の問題、あるいは官民、国、県との連携の問題、いろいろな観点があるかと思いますので、そういったところは私たちも、もちろん検証・検討していくということだろうと思います。そこは市だけはでなく九州市長会でも、そこはもう非常に行われていくと思うのでですね。九州市長会などでも本当に防災の話ってものすごく多いので、やっぱりポーションというか、ボリュームがですね。そういったところの議論も踏まえながらしっかりやっていく必要があるというふうには今現在考えてはいます。

記者(RKB)

RKBの西尾と申します。発表外からで県議会の関連になるんですけれども、県の執行部が県議の代わりに質問を作成していたり、会派に質問の内容を横流ししていた問題に関してなんですけれども、これについて受け止めと、あと市議会での状況などを教えていただければと思います。

市長

そうですね、「質問の横流し」と「質問の作成」ということですよね。なるほど、なるほど。今回、先ほども申し上げましたけれども、やはり私は今回の一連の中、いろんなことがありますけれども、本当にやはり構造、あるいは制度や運営のあり方というのも併せて検証して考えていくということが必要だと思います。やはり今、市民・県民の皆さんの中には、どのような組織であっても、役所と議会の中にどのような、緊張感が薄れてしまう構造がないのかというような印象を持たれている市民・県民の方も少なからずおられるということは私たちもしっかり受け止めていかなければならない。その上で「質問の横流し」ということについては、これは、そういったことで調整を、他の会派の方とか議員に質問を流して調整をしているというようなことは、ついぞ私は耳にしたことはありません。また「議会質問の作成」ということですけれども、これが県の状況、姿というのがどういうものか私もつぶさには承知をしておりませんけれども、やはり議会においての議論、質疑を深めていただくということの意味では、そういったことはあってはならないというふうに考えておりますし、そういう風土が慣習化している実態はないというふうに私たちは承知をしております。ただ、もちろんそこら辺、やり取りはあります。コミュニケーションは当然あります。何と言いますかね。そこが何か一方的に質問原稿の作成を強要したり指示したりと、そういうようなことはあってはならないし、そういった実態が、風土が慣習化しているということは私は承知はしておりません。ただコミュニケーションはあります、もちろん。いろいろなお互い議論しながら論点を、事実の誤認とかがあられたり、せっかくのご質問機会で事実の誤認に基づいてしまう、それは時間がもったいないので、やっぱり議会のご質問の論点を明確にしたり、そういったご相談を、ご相談って言いますかね、情報誌交換しながら、意見交換しながら、勉強していただきながらそういった議論を深めていただくというような工夫、コミュニケーションというのはあります。もちろん日頃の情報交換も含めて、私ども行政としては真摯に対応させていただいているというような状況でございます。

記者(RKB)

「風土はない」ということなんですけども、市議会での状況の調査とかは今のところは予定はしていないということですか。

市長

これは様々な情報を収集しながら、これまでも、例えば部課長会の動きとかも必要に応じて調査などもしてきておりますし、どのような課題があるのか、どのような課題認識が今組織の中にあるのかということを、まずは丁寧に見極めながら適時適切に必要な対応というのを今後考えていきたいなというふうに思います。

記者(RKB)

ありがとうございます。

担当者(市長公室 報道課)

他ご質問ございますでしょうか。よろしいですかね、なければこれで定例会見のほうを終了させていただきます。ありがとうございました。

市長

ありがとうございました。

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

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