発表項目 |
(1)北九州市の新ビジョンを市民の皆様とつくっていきます!(PDF:432KB) |
月日:2023年7月6日 |
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出席者 | 北九州市長 |
6.令和5年(2023年)7月6日北九州市長定例記者会見
【発表案件】
(1)北九州市の新ビジョン
(2)アドバイザー意見交換会
(3)駐日外交団視察ツアー
会見の動画(YouTube)
会見録
市長
おはようございます。今週6回目ですね、こういう会見に近いものは6回目になりますけれども。それでは今日の定例記者会見、始めさせていただきたいと思います。
それではまず私から、発表案件からお話をさせていただきたいと思います。それから、まずここに市政変革のキャッチフレーズ、ここに載せておりますので一応お見知りおきください。まずそれに類することなのですけれども、1つ目が新ビジョン・市民参画の取組をスタートさせていただきたいというふうに思います。この新しいビジョン、先日議会で予算を可決いただきまして、いよいよ北九州市政の新しいビジョンを策定するという作業に入っていきます。目指すまちの姿、そして、その実現に向けた重点戦略を定める「新ビジョン」を、来年3月を目途に策定することとしております。この新しいビジョンにおきましては、市民の方お一人お一人に、まちの将来像を自分事として考えていただく、ベクトルを合わせて、一丸となって取り組むということが重要と考えております。このために、多くの皆様にご意見をいただき策定していきたいという思いを込めまして、「ともに進もう、ともに描こう 未来の北九州」というキャッチフレーズのもとに取組を進めてまいります。その第1弾として、市民参加型のパネルディスカッション「ミライ・トーク」というものを7月17日、月曜日・祝日、戸畑区、これを皮切りにスタートをいたし、各区で開催をしていきます。「ミライ・トーク」では、北九州市の歴史や未来を感じられるような会場を、設定をいたしまして、音楽などのエンターテインメント的な要素、若手職員によるそれぞれの区のポテンシャルのプレゼンテーションなど、工夫を凝らしたプログラムを、用意をしております。今回は通常の市民のタウンミーティング、あるいはパネルディスカッションという堅い形ではなくて、本当に市民の皆さんがなるべく自然体で参加できるようにということで、若手職員を中心に工夫を凝らした、今回「ミライ・トーク」というのを、これから開催をしていきたいと思います。私も可能な限り参加をさせていただき、多くの市民の方々と対話させていただく、これをやっていきたいというふうに思います。また新しいビジョンの策定の過程、これを市民の皆さんにお知らせしていくために、市のホームページも7月17日に開設をいたします。「ミライ・トーク」のライブ配信の映像や開催結果、今後実施されていく関連イベントの情報など、また若い方、子育て世代の方々との意見交換など、策定のプロセスに関する様々な情報を、このホームページを通じて随時お知らせをしていくという、こういう形を取っていきたいというふうに思います。今後、市民の皆様との議論をしっかりと喚起させながら、将来の北九州市、未来のまちの姿というのを一緒に考えていきたいと考えています。ちなみにこのロゴですね、「ともに進もう、ともに描こう 未来の北九州」、これの中のロゴは非常にカラフルになっておりますけれども、やっぱり北九州市の持っている包容力、様々な人を受け入れるという非常に大きな多様性、こういったものをモチーフにして、そういった思いを込めてこういったデザインになっております。市民の声を推進力にして北九州市の未来をつくっていく、こういった思い、そして市民の彩り、これを込めたデザインとなっております。
次は、北九州市アドバイザー意見交換会についてです。こちらです。北九州市アドバイザー意見交換会を、東京で開催をいたします。こちらは既に一度ご案内させていただきましたが、今後の北九州市政の展開にあたり、また未来の北九州市の都市像等々に関しまして、世界的な活動、それから国内各地、日本全体でのオピニオンリーダーとして活動されている、影響力のある方々を「北九州市アドバイザー」として、大局的・専門的なご助言や北九州市に関する情報発信を行っていただくこととなりました。5月末の会見でも一度、皆様にはお知らせをさせていただいたところです。そして基本的には、こういった方々はそれぞれのテーマ、案件に応じてご助言をいただくということを考えておりますけれども、今回、私が東京に出張するという機会もありますので、その契機を掴まえて、アドバイザーの皆様が一堂に会しての意見交換会、これを来週7月13日に、東京にて開催をいたします。意見交換会では、限られた時間でありますけれども、世界や日本の全体から見た北九州市のポテンシャル、その可能性を引き出すためのアクションなどについて、アドバイザーの皆様からご意見や助言をいただきたいというふうに考えております。本当に皆さん、かなりご多忙な方が多いのですけれども、今回アドバイザー10人の皆様がご参加をいただく予定になっています。その中には、皆さんご案内の新国立競技場の設計などに携われた建築分野での世界的第一人者であられる隈研吾(くまけんご)さん、ヘルスケア分野、健康づくりの分野で非常に強い影響力を持つ、政府の委員会などでも多くの活躍をされておられる鎌田實(かまたみのる)さん、データサイエンティストで、もうマスコミ、メディアでも引っ張りだこになっておりますし、大阪万博のパビリオンのプロデュースにも関わられている宮田裕章(みやたひろあき)さん、それから、様々な著作を通じて、新しい時代の働き方や価値観などを提唱されている山口周(やまぐちしゅう)さん、北九州市出身で元グーグルの日本法人の代表取締役社長でもあられた辻野晃一郎(つじのこういちろう)さん、あと、経済産業省OBで今、国の地方創生などの分野でもオピニオンリーダーとして活躍をされておられる青山社中の朝比奈一郎(あさひないちろう)さん、ブラックロックという世界最大の外資系投資銀行の日本代表取締役副社長を務められて、今は地域企業への投資に力を入れておられる鎌田恭幸(かまたやすゆき)さん、地方自治体の行政改革、地方創生の部分ではもう本当に多くの著作と発信、あるいは様々な地域のサポートをされておられるオピニオンリーダーの木下斉(きのしたひとし)さん、そして、ピボット代表取締役で、経済ニュースなどでのパイオニアとしてメディアでも多く発信をされておる、北九州出身でもあられる佐々木紀彦(ささきのりひこ)さん、それから、これもヘルスケアの分野でハーバード大学の博士課程を修了しまして、公衆衛生分野における国や自治体、企業へのコンサルティングなどで活躍をされておられます林英恵(はやしはなえ)さんが今回ご参集をいただきまして、北九州について、一堂に会して議論をする、あるいは認識を共有する機会にしていきたいというふうに思います。これからも、今回の意見交換会はキックオフでございますが、それぞれのアドバイザーの皆様とは、市政の各分野における個別の意見交換、随時実施をしてまいります。なお、当日の意見交換会につきましては、YouTube(ユーチューブ)でのライブ配信も行う予定としております。多くの北九州市民の皆様にも、ライブ配信を通じてオールジャパンレベル、あるいは世界で活躍される有識者の皆様から寄せられる北九州市への期待、そして、どういうことをやっていけばいいのか、こういったご意見、一緒に共有していただく機会になればというふうに考えております。
次は、駐日外交団による北九州市視察ツアーについてです。続きましてこちらです。9か国の駐日大使らが北九州市を訪問されることになりました。こちらは今般、外務省と共催で駐日外交団を対象としました北九州市視察ツアーを実施することになりました。この中で、9か国から駐日大使らが北九州市を訪問されることに決定しました。このツアーは、駐日外交団に日本の地方の歴史、文化、観光、特産品、産業などの魅力を紹介することを目的に、平成22年度から外務省のほうで毎年行われているものです。北九州市での開催は10年ぶりということになります。今回の参加者は、ヨーロッパやアフリカなど、これまで北九州市と関わりが少なかった地域を中心とした9か国13人の大使他の皆さんがいらっしゃいます。これ実際応募をかけましたら、北九州市に来たいという方が26か国42人おられたということで、この中で、申し込みの中から選ばれた方々が今回、9か国13人おられるということになります。滞在中は、ものづくりのまち北九州市を代表する企業や環境関連の先進企業の訪問、海釣りや三宜楼での食事会、日本一の夜景など、九州屈指の観光地として知られる関門エリアの体験、フグや合馬のたけのこ、じんだ煮といった地元の食文化体験などを行うことを、予定をしております。今回のツアーは、日本における各国の窓口でもある外交官、そして大使らの皆様に、世界に誇る北九州市の強みや魅力を直接お伝えすることができる貴重な機会になります。参加の皆様にはそれぞれの本国、母国に対して北九州市の情報を、積極的に発信をしていただく、そして、北九州市のファンを増やしていただくということで、北九州市の、アジア、世界での認知度向上に繋げることはもちろん、将来的にビジネスや観光など、双方に実利のある交流の実現に繋げてまいりたいと考えています。私自身もイギリスの大使館に外交官として赴任していた時期がありましたけれども、やはりそうした時に各地域で招かれたり伺ったりして、そこの地域の方々と交流をしたり、いろんな説明を受ける中で、やはり地方都市であっても魅力的なまちだなということがあれば、やはりもうそれが大使館の中でも評判になって、「自分も行ってみよう、自分も行ってみよう」ということになっていたり、あるいはその任国の、赴任している国の代表的な都市として、本国に対して何かPRする機会ができたりとか、やっぱりそういうことは私の体感としても非常にあります。やはりそういった口コミだったり、やはり大使や外交官の方々が知ってもらうと、これなかなか大きなインパクトがありますので、非常にこの機会、大変ありがたいことだと思いますので、私自身も、そういった経験も生かしながら、しっかりと駐日大使の皆さん他に北九州市をアピールしていきたいという決意でございます。私からの発表は以上となります。それでは、質問を承ります。
記者(共同通信)
まず幹事社の共同通信から質問させていただきます。まず1点目なのですけど、新ビジョンの策定の件で、この「ミライ・トーク」というものなのですけれども、日程を見るといろいろな場所でやられるのは分かるのですけれども、どのくらいの人数、最終的に全体でどのくらいの人数の市民に直接会場に来てもらおうというふうに考えていらっしゃるかということと、あと、各区での活躍されている方というのは具体的にどういった方を想定されていて、何人ぐらいというふうに考えていらっしゃるのでしょうか。教えてください。
市長
そしたら、ちょっとプログラムの詳細になりますので、各区の数百人単位でお集まりいただこうということと、あと各区で活躍されている方、6、7人ぐらいだと思うのですけど、ちょっと詳細どうぞ。
担当者(企画調整局 企画課)
企画調整局企画担当課長、大西と申します。私のほうから市民参画の「ミライ・トーク」についてご説明させていただきます。当日ですけれども、会場のほうは大体50人規模の会場を設定しておりますが、来られた方がある程度入れるようなキャパシティは持たせていただいております。パネリストのほうですけれども、大体4、5名程度の皆さんに将来像について語っていただくように予定しております。以上でございます。
市長
4、5名はどういう人かと言うと。
担当者(企画調整局 企画課)
各区で、まちづくりなどで活動されている、活躍されている方を区のほうでちょっと選んでいただいて参加していただくようにしております。
市長
まちづくりの活動をしている人とか、何かボランティアしている人とか、あと学生さんとか、あと各区の区長さんと一緒になって対話をすると、そういうことですね。
担当者(企画調整局 企画課)
そうです。
記者(共同通信)
分かりました。ありがとうございます。これ何か申し込みとか、どこかを見れば分かるような感じなのでしょうか。
担当者(企画調整局 企画課)
そうですね。申し込みについては、7月17日に開設しますホームページ等と、あと市政だよりやその他の広報媒体を使ってご紹介していきたいと思っております。区によっては申し込みが必要な区と、もうそのまま当日来場いただいても大丈夫な区と、ちょっと会場によってそれぞれ分かれておりますので、そういった広報についても周知してまいりたいと思います。以上です。
記者(共同通信)
ありがとうございます。続いて駐日外交団のツアーの件なのですけれども、夕食会とか、市長が発言されるような場所がいくつか設定されていると思うのですけれども、この駐日外交団の方々に対して、市長は北九州市のどういったところをアピールして、今後どういうふうな、今後の北九州に繋げていきたいというふうに考えていらっしゃるのでしょうか。
市長
そうですね、北九州市は近代日本をつくってきた歴史がすごくありますよね、産業部分を中心としたものづくり、そういったところが1つ、それから未来もあります。東田を中心として様々な未来へのチャレンジとか実証実験やっている、こういったところ。他方で、北九州市には日本文化、お城とか庭園とか、そういったもの、それから日本の寿司だとか、非常に食文化豊かな人情味あふれる食文化、こういった部分もアピールをしていきたいと思います。歴史と未来そして都会の部分と自然の部分こういった辺りが本当に詰まった何でもある日本が凝縮されたようなまちだということをアピールしていきたいなというふうに思います。
記者(共同通信)
ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社さんいかがでしょうか。
記者(朝日新聞)
朝日新聞です。アドバイザー意見交換会でお伺いします。今回10人ということでしたが、全体ではもっと確かアドバイザリー契約される方いらっしゃったかと思います。その時にもお話いただきましたけど、残念ながら北九州市の方というよりも外部の方だったかと思います。外部の感覚を取り入れるのは重要なことかと思うのですが、今回も東京で開催ということで北九州市には、あまり経済的な影響というのは、この段階だけではないかなと思います。また、税金を使っている以上アドバイザーを選考した、この人に選んだ基準というものが、ある程度示されているほうがいいのかなと思っています。その点、確かに著名な方々で皆さん非常にインフルエンサーと言いますか、発言力のある方々だと思いますけれども、どうしてこういった方々を選んだのかというのを改めて市長の言葉としていただけたらと思っています。お願いします。
市長
これアドバイザー今回欠席の人はいましたっけ。
担当者(企画調整局 企画課)
津田会頭です。
市長
津田さん以外行きますよね。だから、今回アドバイザーで、アドバイザーにはこの皆さんプラス、あと津田会頭が入っていますアドバイザーとして。津田会頭はこちらで密接にアドバイス受けられるので、今回東京にわざわざお出ましいただくということではなくて、今回アドバイザーとして北九州居住じゃない方については全員この場においでになる、あるいは参加されるということが、まず事実関係としてございます。それで、私がやっぱり全体としてアドバイザーというものと、これから始まっていく新ビジョン、それから成長戦略をつくっていく。この新ビジョンや成長戦略、これはもう地元の方の有識者の方の意見をしっかり聞く場をこれからつくっていきたいと思っています。しっかりと地元の有識者の方、ただそれとまた、これは別枠で北九州市の課題、これは日本の課題の先進地ですから、北九州市の中だけではなくて、もうオールジャパンあるいは世界の観点から、どういうふうに見れるのか、北九州市あるあるなんですけれども、北九州市にいる私たち自身が北九州市の魅力を十分に認識しきれていない、あるいはアピールしきれていないというようなこともありますから、外から見て北九州市の魅力ってここだよね、こういうところを更に発信していったらいいよねっていうこと。それから私たちが抱えている課題は高齢化であったり、地域コミュニティの問題であったり、交通の問題であったりグリーンの問題、脱炭素の問題であったり、本当に北九州が抱えている、あるいはチャレンジしようとしていることは世界に繋がっているので、世界や日本を股に掛けて活動されている方々からの視点を、ぜひいただきたいということで、今まで北九州市で手が届かなかった、あるいは、なかなか声が掛けられなかった方にも、今回は野心的に声を掛けてアドバイスをいただくことをやっていきたいなと考えて、このような形になっています。人選については、やはりいろんな分野がありますけれども、やはりまちづくり、それから都市の成長、地方創生、それから健康、それから企業の進出、デジタル、こういったあと、情報の発信と、こういった分野の方でオールジャパンでもみんな知っているような方で影響力がある、そういった方々自身が、また発信をしてくださる、北九州市の応援になってくださるというようなことで、今こういった分野の方を、お声掛け、お願いをさせていただいていると。なので、もちろん助言をいただくことは当然ですけれども、やはり北九州市の応援団を市の中だけじゃなくて、日本や世界にもどんどんつくっていく、その第一歩にしたいなという思いでございます。
記者(朝日新聞)
ありがとうございます。続けてちょっとお伺いします。応援団をつくるということであれば、税金を払わずに北九州市のファンをつくることも可能かと思いますけれども、武内市長、市長選の時、前市政を批判する際に既得権益をなくしたいというようなこともおっしゃっていました。今回のアドバイザーになられた方々見ると市長選の時から市長選の前から武内市長を応援されていらっしゃる方もいらっしゃるようにお見受けします。既得権益はなくなるかもしれないけど、また新たに別のところを持ってきたんじゃないかと思われてもしょうがないメンバーかなと思います。その点、いかがでしょうか。
市長
この皆さんは、およそ、なかなか捕まえることも難しく、自治体とか1つの企業に時間を割いていただくことも、なかなか難しいんですが、やはり北九州市というまちにポテンシャルを感じて非常に面白いまちだということで力を貸し、そして、応援団になってくれようという方で、私は非常にありがたいというふうに思います。いろいろ私が持っている人脈の中を活用させていただいたものも当然あります。ただ私が、選挙の時申し上げておりました、私の能力や、もちろんスタンスということもそうですし、私がこれまで人生で培ってきた様々なネットワークや経験、これもやはり北九州市のために使っていただきたいということは申し上げてきたところです。ですから、こういったところで、私が今まで培ってきた人脈を使う部分もあるでしょうし、また行政として、こういう方々が一緒に、もし参加してくれたらありがたいということもありますし、そういったものをミックスをして、皆さんにお声掛けさせていただいた。これで何かこう、公共事業の契約とかもする訳でもないですし、しっかりと意見をいただく、ただ、タダという訳にはいかないですからね、やはり時間をいただくので、それは地元の有識者であっても、どういう方であっても、やはり委員として参加をしていただく際には、きちんと、そこはお支払いをするというところは発生する。これは当然のことでございます。
記者(朝日新聞)
これまで培った経験・人脈を生かすというのであれば、そこにお支払いが発生するのであれば、なおさら人選の基準というものをしっかり明確にするべきじゃないかなと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
市長
そうですね、それは今申し上げたようにいろんな分野がございます。これで終わるかどうかも分かりませんけれども、アドバイザーというものを設置しているのは今までいろいろありますけれども、何かこれは公募して設置をする、そういうことではなくて、やはりこういった有識者の方、こっちから頼んで、何とか力を貸してほしいという形で今回はお願いをさせていただいているものでございます。他方で、何か、もちろん何か事業とか、何か公共工事とか、そういう時には当然公募をして公正にやっていくと。それを言うと、有識者会議の委員とかも、これも全部それはこちらからお願いをさせていただいて、有識者と思われる方をこちらからノミネートしていくという考え方をずっと取っていますよね、行政は。それと同じ考え方です。
記者(朝日新聞)
特に問題はないという認識でいらっしゃいますか。
市長
問題はないというか、非常にありがたいことだと思っています。
記者(朝日新聞)
ありがとうございます。
記者(西日本新聞)
すみません、西日本新聞の村田です。よろしくお願いします。今のアドバイザーの意見交換会に絡んでなんですけれども、大変著名な方々から貴重なご意見をいただけるということなんですけれども、実際にはそれをどういうふうに形にしていくかというのが、多分重要なことなんだと思います。市の組織として、いただいたアイディアをどういうふうに形作っていこうかっていう今のところの具体的なイメージみたいなのがありますか。
市長
そうですね、それは各部局でアドバイザーの意見を聞いて、予算事業になることがあるかもしれません。例えば、これから一例ですけどね、健康づくりのためには例えば、こういう歩くプログラムが日本の先進的な事例でこういうのがあるよとか、実際世界でこういう取組をしたら、こういうのが効果的だったよって最新の知見をいただいて、もしそれが北九州市で使えるなと、こちらの政策当局で判断することがあれば、そういう予算事業をつくって提案をしていくっていうことがあるかもしれませんし、あるいは今世界で、こういう業態がこれから分野が伸びてくるから、こういった分野の企業の誘致、これがこれからは非常に大きなトレンドじゃないかとか、あるいは、もしどこかの国のこういう企業が今日本の進出先を探しているみたいな、もしそういう情報があったりすれば、それは、それでまた1つ企業誘致に繋がるかもしれませんし、それは行政の万般において私たちが役所の中では、あるいは地元だけでは取れない情報や感覚、そのアンテナを持たれている方々のアイディアや知見っていうのを行政の各分野に反映していきたいなというふうに思います。
記者(西日本新聞)
分かりました、もう1点お願いします。すみません、変わるんですけれども、駐日外交団による北九州市視察の件で、これは10年ぶりに北九州市に訪問されるということなんですけども、市として主体的に今回誘致されたのか、持ち回りのようなものなのか教えてください。
市長
これ経緯は、はい、どうぞ。
担当者(企画調整局 国際政策課)
企画調整局国際政策課長の山口でございます。経緯といたしましては、外務省のほうからこの事業をやりたい自治体ということで応募がございましたので、北九州市として今回手を挙げて、全国5箇所で実施される内の1箇所として選ばれたということでございます。
記者(西日本新聞)
ありがとうございます。
担当者(広報室 報道課)
他、ご質問よろしいでしょうか。ではなければ、これで定例会見を終了いたします。
(※会見での発言内容について、できるだけ忠実に作成しています)
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市長公室報道課
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