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【発表案件】
(1) 4月暫定補正予算案
(2) 旦過地区のまちづくり
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2.令和5年(2023年)4月19日北九州市長定例記者会見
【発表案件】
(1) 4月暫定補正予算案
(2) 旦過地区のまちづくり

更新日 : 2023年11月28日
ページ番号:000167784
発表項目

(1)令和5年度4月補正予算について(PDF:92KB)

(2)旦過地区のこれからのまちづくりについて(PDF:531KB)

月日:2023年4月19日
場所:北九州市役所

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

会見録

市長
 では今日もよろしくお願いいたします。今から始めさせていただきます。本日は私のほうから発表案件2件、1点目は、令和5年度4月補正暫定予算案につきまして、そして2点目は、旦過地区のこれからのまちづくりについてご報告をさせていただきます。
 まず1つ目、令和5年度4月補正暫定予算案の概要ということで、3月28日、新たな物価高騰対策として、新型コロナ感染症及び原油価格・物価高騰対策予備費の使用が国において閣議決定されました。北九州市としても迅速に対応すべく、今回、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を活用した低所得世帯への支援について準備が整いましたので、令和5年4月26日に臨時会を招集することといたしました。それでは、まず、食料品等の物価高騰に関する支援のまず1つ目なのですが、まずは今月5日に専決処分を行いました、低所得の子育て世帯向け給付金につきまして、児童1人当たり5万円を給付することとしております。1万8,000世帯2万9,900人分ということになっています。国の方針、できる限り5月末までに支給という国の方針を、前倒しをしまして、ゴールデンウィーク明け、速やかに5月9日から支給開始をするということにいたしましたのでご報告申し上げます。次、2つ目です。次に、補正暫定予算案につきまして、国の物価高騰対策を速やかに市民の皆様にお届けするため、低所得世帯に向けた給付金を、暫定予算に計上をいたします。物価高騰による家計への影響を軽減するために、国の給付基準である令和5年度の住民税非課税世帯14万8,000世帯を対象に、一律3万円を、給付をさせていただきます。また住民税課税世帯でありましても、家計の急変により同様の状態にある世帯、これ2,000世帯見込まれますが、対象とすることといたしております。これらの給付金は、一部の世帯を除き、プッシュ型により、7月末の給付開始を、予定をしております。補正予算に関する説明は以上のとおりでございます。
 それでは、次に旦過のほうにまいります。旦過につきまして、今日4月19日、旦過地区の一度目の大規模火災から本日で1年を迎えます。早期の復興を願い、市内外から多大なるご支援が寄せられております。改めて心から感謝を申し上げます。現在、市場では、被災された方が旦過市場、タンガレンガ広場などで営業を再開されるなど、市場の活気というのが徐々に戻ってきており、その足取りは着実なものだというふうには考えております。さらに来週の中頃から、旦過青空市場でも仮店舗の営業が開始される予定となっております。二度に渡る火災を乗り越えるために、官民一体となって旦過地区の復興に取り組まれてこられた関係者の方々に深く敬意を表します。なお、本日の午後1時、13時から、私も同席させていただいた上で、旦過市場商店街の皆様と共同会見を、実施をいたします。会見では、官民が協力をいたしまして企画したイベントを発表いたします。ぜひ多くの方々に北九州の台所、旦過市場に足を運んでいただき、そして賑わいを取り戻す、そして楽しんでいただきたいというふうに考えております。続きまして、旦過地区のこれからのまちづくりについて1点お知らせをいたします。こちら、この度、旦過地区が国土交通省の官民連携まちなか再生推進事業に選定をされました。これまで、タンガレンガ広場の整備など、官民一体となった着実な復興の取組が評価されたものと考えております。この事業は、多様な人材や様々な民間投資を惹きつけ、地区の魅力向上を図る取組を支援するものでございます。令和5年度は、旦過地区の魅力を高める計画の策定とその実現に向けまして、将来のまちづくりを担う、民間が中心となった組織の構築を目指すことといたしております。今後も官と民が連携をしまして、旦過地区の魅力を高め、賑わい創出に繋げてまいりたいというふうに考えております。私からは以上でございます。それでは、質問を承ります。

記者(毎日新聞)
 幹事社の毎日新聞です。よろしくお願いします。まず最初に、補正予算に関連付けてなのですけど、今回給付金5万円と3万円ありますが、現金を支給されるというのが市民の方にも大変ありがたいことだと思うのですけど、今後、アフターコロナとかも見据えて、この給付金以外での支え方、支援の仕方っていうのは、市長の中でお考えがありましたら教えてください。

市長
 そうですね。もちろんこれは緊急的に給付という形で支援をさせていただく、これはまず国の方針を踏まえ、それを対応していくことが第一歩でございます。ただ、やはり物価高騰の影響というのは広く及ぼしているということも認識をしております。今後、国の推奨事業のメニューの中にも、しっかりと消費を下支えしていくとか、あるいは中小企業などに対するエネルギー価格高騰支援などが例示をされております。こうしたことを参考に検討を進めてまいります。その上で、私としては、例えばエネルギー関連であったり、子育て世帯への支援であったり、そういったことにも活用していけるのかどうか、そういったところも大事ではないかという思いを持っております。いずれにしましても、どういう対応ができるのかというのは、しっかりと早急に検討してまいりたいと考えています。

記者(毎日新聞)
 ありがとうございます。発表案件の2件目の旦過地区の、国交省の対象地区に選定されたという、この選定された理由というのはどのようにお聞きでしょうか。

市長
 そうですね。そこは、これまで旦過地区、やはり官民でしっかりと、今回の大きな火災を受けて対応をしてきた、官民一体となって様々な取組をしてきたということが、やはり1つ積み重ねが大きな意味合い、あるいは認められた1つの要素ではないかというふうに今考えています。これから、やはりこの火災を受けた地区の復興・復活っていうのは、やっぱり官民でつくっていくということ、このメッセージをずっと北九州市もこれまで出してきましたし、これからもそれでやっていこうということが、この事業にもマッチするものではないかというふうに私は考えております。

記者(毎日新聞)
 ちなみに、これはいつ選定されたのですかね、この国交省から選定された日。

担当者(建設局神嶽川旦過地区整備室)
 建設局神嶽川旦過地区整備室の草野と申します。国交省からは4月の3日に公表をされております。

記者(毎日新聞)
 分かりました。ありがとうございます。あと幹事社からもう1つ、その補助金の使い道のところについてなのですけど、令和5年度は、民間が中心となった組織というところをもう少し具体的にご説明いただければと思います。

市長
 そうですね。この事業というのは、組織を構築して計画を策定して取組を実施するということを総合的に支援しようと、こういうステップで設計をされているようです。今年度は、様々な人、人材を巻き込んだ組織をつくっていこうということを想定しています。具体的には、旦過市場のまちづくり会社、旦過総合管理運営株式会社さんを中心として、官民を巻き込んだ組織を構築したいというふうに考えています。具体的なメンバー、これは、これまで再整備事業や火災からの復興支援を進める中で育まれた人間関係、様々あると思いますが、そういったものを見ながら、これからまちづくり会社と協議をしていって、打診をしていきたいというふうに思っています。その上で、組織を構築したあとは、メンバーや市場関係者と意見交換を行いながら、エリアの将来像や、それを実現するための取組というものをまとめていきたいというふうに考えています。

記者(毎日新聞)
 ありがとうございます。その民間でのメンバーを組んで、そのあと、この再整備計画も進むわけで、このメンバーでやりたいことというものは、ちょっと具体的にもう少し、魅力を高めるとはどこにあるのでしょうか。

市長
 そうですね。これは、どういう将来の形かっていうのは様々な意見があろうかと思いますが、例えば強みである「食」というところにさらにフォーカスをして、それを特化させたまちづくりとか、あるいは河川など、公共空間を活用したまちづくりとか、そういった辺りの観点というのが1つ考えられるかなというふうに思っておりますが、その辺りもメンバーの皆さんでしっかり議論をしていただきたいというふうに思います。

記者(毎日新聞)
 分かりました。幹事社からは以上になります。他、ありましたら各社お願いいたします。

記者(共同通信)
 共同通信の小田原と申します。よろしくお願いします。1点目は旦過の、今の官民連携の話なのですけれども、これまでの再整備計画に基づいて神嶽川整備室のほうと、商店街とか、旦過総合管理運営株式会社をつくって官民連携でやってこられたと思うのですけれども、何か今回の話っていうのがそれとどう違うのかっていうか、予算が付いたっていうこと以外に何かこう変わっていくなど、これまでの計画と何か違う、新しい何かが生まれるのかっていうのがちょっと今のところよく分からないのですけど、どうなるのでしょうか。

市長
 そうですね。これまでも自然発生的というか、随時いろんな枠組みをその都度、工夫したり、声かけをしたりしながら人間関係をつくり、また官民でのタッグを組んだ検討・議論、そして、いろんな取組というのをやられてきたと思います。今回の事業というのが、またそれに今度、国土交通省のしっかりとした事業のプログラムを使って、きちっとした財源も今回入りますし、また枠組みとしてこういうものをやっていこうということがしっかりと位置付けられていくということで、さらに今までやってきたものがより流れとして大きくなる、あるいはしっかりとした形として整備をされるということだろうと思います。もちろん何かガラッと、これまでの何か枠組みとか顔ぶれとか進め方が変わってしまうということでは当然なく、今までの動きをしっかりと国の事業にもオーソライズされながら進んでいくというふうに理解をしています。

記者(共同通信)
 ありがとうございます。この補助金っていうのは、この事業っていうのは、今年度その組織をつくった後は、何かまたさらに何年か続いていくっていうような形になるのか、ちょっと将来的に、今回補助金を得たことによってどう変わっていくのかっていうのを教えていただけますでしょうか。

市長
 何年であるかです、どうぞ。

担当者(建設局神嶽川旦過地区整備室)
 この事業につきましては、まずは組織づくりというのを今年度、令和5年度に実施することとしております。事業全体としては、先ほど市長申しましたとおり、計画、ビジョンの策定であったり、この計画を実施するための取組を支援、それを総合的に支援する事業でございまして、それについては各年度ごとで国土交通省へ申請して、例えば計画づくり、その計画を実施するための取組の実施というのをそれぞれ申請して、採択がされれば補助事業を受けられるというメニューになっております。まず今年度は、重ね重ねになりますけど組織づくりをさせていただいて、今後計画策定、そして、その計画を実現するための取組の実施について順次申請をしていったらよいというふうに考えております。

記者(共同通信)
 ありがとうございました。

記者(FBS福岡放送)
 すみません、FBSの重信です。今日4月19日が1回目の火災からちょうど1年という節目ですけれども、改めて市長の、今日1年を迎えての気持ちを伺えればと思います。

市長
 そうですね。昨年の2回に渡る大規模火災、本当にそれは心に痛いことでありますし、多くの北九州市の市民の方、また全国からも多くの心配の声が寄せられて、非常にショッキングなことだった、もうあれから早く、もう1年経ったのかということで、改めてその悲しみと言いますか、辛さを思い起こすというのが1つあります。他方で、この1年間で、先ほどの官民の取組、またいろんな、自然発生的な取組がたくさん集まって、旦過の皆さんの活気と言いますか、賑わいが少しずつ、力強く戻ってきているということはものすごく心強いなというふうには思っています。改めて、このような火災がもう一度起きないように、昨日私も市場に行きましたけれども、その誓いを新たにして、関係者の皆さんとしっかり旦過を守り、そして引き継いでいくということをやっていきたいと思っています。

記者(FBS福岡放送)
 ありがとうございます。併せてもう1点いいですか。すみません、今後のことなのですけれども、再整備事業が今後進んでいくと思います。それについて、2回の火災を受けて見直しも協議されていると伺っています。当初、アーケードを段階的にというものが、今、一体となっての解体の方向も協議されていると聞いています。弊社の取材では、突然の見直しに対する戸惑いであったりとか、そもそも再整備事業への反対の意見というのも取材の中では聞こえてきました。そういった状況について、市はどのように把握していらっしゃるのかということ、そして、市長ご自身は今後こういったことを受けて、どのようにこの計画を進めていこうと考えていらっしゃるのかお聞かせいただければと思います。

市長
 そうですね。この火災をきっかけとして、当初予定されていたプランというのが見直しを、修正を余儀なくされている。これに当惑をしたり、あるいは不安を感じられるという方がいらっしゃる、これは本当に心情的によく理解できることです。やはり、ただでさえ移転という大きな大事業がある中で、その中で、また火災という予期不能だった事情で、またそれが起こったことによって先が見えなくなる、不安が増している、これはあることだろうと思います。やはり今回の再整備に向かって、ご指摘いただいたような、当初はステップ1、ステップ2と踏んでいきたかったところが、実際にこの火災の影響を受けて、同時に解体したほうが安全面でいいのではないかということで、今ご提案をさせていただいているということも承知をしております。何よりも今回の再整備が、建物の老朽化や河川の浸水などの安全面での対応というのをしっかりやっていこうという本質がありましたので、そこを守っていくためには、やはり幾分かの計画の修正、あるいは、遅延というのはちょっと致し方ない状況かなと思っています。ただ、そんな中で何よりも、もうお一人お一人と対話をしっかりとして、どういう趣旨で、どういう考え方で、きちっと丁寧に説明をしていく、その対話をしていくということがもう何よりも大切だろうと思います。担当部局の者からもそれを私は伺っております。皆様からいただく報道の中からも、もちろんそれは知らせていただいておりますし、そういった中で、やっぱり、かなりいろんな制度が錯綜していて、時間軸もちょっとずれたりして非常に緻密な作業になっていて、それをお一人お一人にきちっとお分かりいただけるように、ご納得いただけるように説明するというのは、これは私たち市役所の務めですから、それはやはり担当部局も日々、足を運んでしっかりとご説明をしていく、もうこれに尽きるかと思います。その上で、あまり、何か強引に進めるとかではなくて、ちゃんと市場の関係者の方との協議を整えた上でしっかりと進めていくと、そういうスタンスでやっていきたいというふうに考えています。

記者(西日本新聞)
 西日本新聞の村田です。よろしくお願いします。先ほどの官民連携のまちなか再生推進事業についてですけれども、これ全国でどの程度の数の地区がこの事業に選定されているのかっていうのが1つと、あと今回北九州では、被災した市場と行政との連携で賑わいづくりを進めていこうという趣旨のものになっていますけれども、他はどういった事例があるのかとかを教えてください。

担当者(建設局神嶽川旦過地区整備室)
 ただ今のご質問、全体で何事業者選定されているかということにつきましては、今年度、令和5年度につきましては合計で82者が事業の選定を受けております。具体的に市の事例というのは国土交通省のホームページにも出ているのですけれども、具体の場所というのはそれぞれホームページでまた載ってありますのでご覧いただければと思いますが、組織をつくり、観光客にとって魅力が発信される場をつくることを目指し、組織の構築であったり、未来ビジョン、計画等の新規策定を行うということが事例で挙がってはおります。以上でございます。

記者(朝日新聞)
 朝日新聞の城と言います。旦過関連で1点お伺いします。国土交通省に事業を採択されたということですけど、この民間を中心とした組織ができて、そのあと計画を策定するということなのですが、この計画が今進めている再整備計画に影響を与えるということは今後あるのでしょうかというところをお伺いできればと思います。
もう1点、発表案件とは関係ないのですけども、先週、武内市長のお嬢さんが小学校に入学されたとTwitter(ツイッター)で拝見しました。おめでとうございます。市長、公務でお忙しくされていらっしゃると思いますが、入学式には出席なさったのでしょうか。

市長
 はい、分かりました。ありがとうございます。まず最初の国交省の事業については、これはもちろん違う枠組みにはなりますが、これまでの検討とか積み重ねというものに直接何か影響与えたり、それを阻害したりするものではなく、むしろ、そういった旦過の復興という大きな文脈の中で、それを後押し、推進してくれるものだという、そういう心強い、さらなる後押しが加わったというふうには理解をしております。よろしいですかね、入学式ですけれども、入学式に行ったかどうかですか。どちらだと思います。

記者(朝日新聞)
 子育て向けの未来への投資をとおっしゃっている市長自ら、やはりちょっと子育てに参加されたほうが、せっかくお嬢さんがいらっしゃるのであったら、よりその視点が見られるのかなと思って質問させていただきました。

市長
 なるほど、分かりました。行きました、私も。ちょっと公務が詰まっていたのですが、その日の午前中はお伺いをさせていただいて、妻と3人で行きまして。

記者(朝日新聞)
 ありがとうございます。ぜひ市全体で、そういった子どもの入学式に参加できるような家庭が、お父さんもお母さんも、ご家族みんなで行けるような環境になればいいなと思っていますので、市長、よろしくお願いいたします。

市長
 そうですね。ありがとうございます、本当に。私でさえ、やっぱりその時間を空けていくということが、やっぱり多少は、せっかく予定されたレクとかがある中で、そういう人たちに支障が出たりしないかなと、やっぱりよぎるものですが、やっぱり多くのパパ、ママ、皆さんそういうことがあると思うので、そういうことがないように、皆さんが入学式や子どものイベントに出席できるような、そういう市政を目指していきたいというふうに思います。

記者(RKB毎日放送)
 すみません、RKBの黒木と申します。よろしくお願いします。旦過関連なのですけれども、先ほど再整備のお話もありましたが、火災を受けて、かなり事業、進捗等、遅れ等あるのは仕方ないとは思う一方で、どうなっていくのかっていう、今、現時点で言える範囲で構いませんので、例えば4階建ての複合商業施設だったりだとか、全体の完成だったりとか、そういったところの大枠の目途とか、もし立っていれば教えていただけないでしょうか。

市長
 そうですね、ここは正直言ってまだ遅延と時間を要しています。火災の影響を踏まえて、先ほどご指摘がありましたように、かなり繊細なコミュニケーションを取らせていただいているという事情がございまして、工事の手順、それからプロセス、時期についても、やっぱりちょっと軽々にそこには、見込みを申し上げるのは差し控えさせていただいて、しっかりとコミュニケーションをして、市場の皆様と理解をいただくということに時間を要しているということでございますが、もちろん決まり次第、速やかに発表はさせていただきたいと思いますが、今現在、できるだけこの火災によって事業の影響が大きくならないように、そして、混乱が起きないように細心の注意を払いながら進めてまいりたいというふうに考えています。

記者(RKB毎日放送)
 では、やはり大きく方針が変わるとかっていうよりかは、やはり遅れが出るとか、進捗に影響があるというふうなニュアンス。

市長
 そうですね、当初の予定よりは、やはり遅れが出る、あるいは事業の手順についても多少、安全面からの修正というのは余儀なくされる面があるということは申し上げたいと思います。

記者(RKB毎日放送)
 ありがとうございます。

記者(KBC九州朝日放送)
 すみません、KBCの中村と申します。今回の発表案件とはまた別の話になるのですけれども、今チャットGPTの、北九州市の業務への導入についてどうお考えか、ちょっと教えていただければと思います。

市長
 そうですね。今現在は色んな事例とかを見ながら、どういう使い方ができるのか、使うことができるのかどうかも含めて、今後の検討課題、よく研究していきたいというふうに考えています。先日、農水省でしたですかね、農水省がホームページに使うとか、横須賀市が使うとか、何かそういう事例も出てきています。やはりチャットGPTにつきましては、今、新しい技術であるが故の便利さと、それに伴う不安とか懸念という、両方ありますから、そういったものを見極めて、どういうふうな行政の進化に役立つのかどうか、こういった辺りも研究していきたいというふうに思っています。

記者(読売新聞)
 読売新聞の池田です。先ほど国交省のまちなか再生推進事業の関係で、ちょっと細かいところなのですが、分かれば教えていただきたいのですけれども、民間の選定の方で、例えば専門家の方とかも踏まえていかれる、メンバーに加えられていくような形になると思うのですけど、具体的に今、こういう専門家だとか、こういう方を想定されているというのがもしあれば、大体どれくらいの人数の組織にされたいかっていうところであったりとか、発足時期の見通しであったりとか、教えていただければと思います。

市長
 どうぞ。

担当者(建設局神嶽川旦過地区整備室)
 まず専門家の方の件でございますけれども、再整備を進めるにあたって、そして、火災からの復興を進めていくにあたって、市場の方々とともに復興の取組を手伝っていただいた方がございます。まずは専門人材の候補の1人として、九州工業大学の准教授の先生にお願いしたいというのが1点と、あと、これまでに数々の災害からの商店街の復旧・復興に取り組んでこられた先生の方が1人いらっしゃいまして、こちらの方は、旦過市場の再整備に関わってもらって、もう10年ほど近く市場の方とともに歩んでいただいた方でいらっしゃいます。こちらの方にお願いをできればと思っておりますけれども、まだ最終的に正式にお願いできているというわけではございませんので、また改めてお話しをさせていただければと思っております。あと組織の構築につきましては、先ほど市長が申されましたとおり、旦過地区の中でつくっているまちづくり会社、旦過総合管理運営株式会社が中心となって組織をつくっていきたいと思っているのですけれども、どういった方々に関わっていただくかっていうのを、まちづくり会社とちょっと話をさせていただきながら、今年度中にはその組織づくりを、組織の構築を完了したいというふうに考えております。以上でございます。

記者(読売新聞)
 すみません、ありがとうございました。

記者(共同通信)
 度々すみません、共同通信の小田原です。まちなか再生推進事業の件でちょっと確認なのですけど、旦過地区という言い方をされていると思うのですけれども、再整備計画に関しては旦過市場、中央市場と3組合分で新旦過横丁の場所が含まれてなかったと思うのですけれども、今回この補助金で、まちなかの魅力を高めるっていうこの事業の対象になっているのは、元々、新旦過横丁があった、今、青空市場ができている、あのエリアも含まれているのかで、あそこは今後、青空市場が撤去されて再整備が進んでいくと、広大な空き地というか、その地権者さんがどうするか分からないですけれども、それもまちの魅力に大きく影響するとかあると思うのですけれども、その辺りも含めての計画とかを考えていらっしゃるのでしょうか。

市長
 エリアはどこの対象かという。

記者(共同通信)
 エリアの対象と、そうですね。

市長
 分かりました。それじゃあ。

担当者(建設局神嶽川旦過地区整備室)
 ただいまの質問につきましては、エリアにつきましては旦過地区と言っておりますけれども、あくまで旦過地区の再整備事業のエリアの範囲を想定はしているのですけれども、全体、旦過地区の魅力を高めることによって、また周辺により良い効果が渡って行くように考えていきたいと思っております。ただ、今ご質問の新旦過横丁の跡地のところ、旦過青空市場のところまでの将来計画を描くかというと、そこはまた別の話でございます。以上でございます。

記者(共同通信)
 ありがとうございます。

記者(西日本新聞)
 何度もすみません、西日本新聞です。ちょっと発表案件ではないのですけれども、官民合同チームによる行財政改革についてです。今日発足式があるというふうに聞いているのですけれども、民間から選定された方も参加されるんでしょうか。

市長
 その予定です。

記者(西日本新聞)
 そうしたら、ちょっと民間から選任された方が参加される前で、ちょっと聞きづらい質問なので、ちょっとここで聞かせてください。今回選ばれた方が、ちょっと漏れ伝わってきて、4月1日から、官民連携ディレクターとして就任された山本遼太郎氏の同僚が1人選ばれているというふうにお聞きしています。これに関して、公募が出来レースだったんじゃないかとか、結論ありきだったんじゃないかという指摘があるのですけれども、その辺の公募のあり方について市長どういうふうにお考えでしょうか。

市長
 そうですね、公募というのは、それに関心を持たれた方、やりたいという方が手を挙げて参加をされるということでやられたと、やるものでございますから、今回、私1人1人がどういうような経緯、どういうような動機かというのは、つぶさには私自身が承知しているわけではありませんけれども、いろんな世界で色んな人間関係とか色んなものは当然世の中あるでしょうけれども、その中でしっかりと公募に関心を持って手を挙げてくださって、そして、何か1人だけ捕まえたわけではなくて、ちゃんと審査のプロセスを踏んで、やられたものだというふうに私は承知しています。

担当者(広報室報道課)
 ご質問はございませんか。よろしいですか。それでは、これで定例記者会見を終了いたします。

市長
 ありがとうございました。

(※会見での発言内容について、できるだけ忠実に作成しています)

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
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