西海岸10号上屋でアスベスト含有の疑いのある吹き付け材が発見されたため、アスベスト調査(空気濃度調査、アスベスト含有調査)を実施したところ、アスベストが含有されていることが確認されました。なお、空気濃度調査では検出はなく、人体への健康に影響を与えるリスクはほぼないものと考えられます。
西海岸10号上屋におけるアスベスト調査結果及び対応について
1 経緯
平成17年度に市が管理する建築物を対象として「吹き付けアスベスト等使用実態調査」を実施し、当該上屋は「アスベスト未使用」と判定されました。しかし、アスベスト含有の疑いのある吹き付け材が発見されたため、入念的に今回調査を行ったものです。
2 施設の利用状況
当該施設は荷捌に供する上屋で、港運事業者が使用しています。
3 調査概要
- 調査期間 令和7年2月14日(金曜日)~令和7年3月4日(火曜日)
- 対象施設 西海岸10号上屋(北九州市門司区西海岸三丁目3番)
- 調査内容 アスベスト含有調査、上屋内の空気濃度調査
4 結果
(1) アスベスト含有調査 アスベスト検出
(2)空気濃度調査結果 未検出(定量下限値未満)
(注)WHO(世界保健機関)の環境保健クライテリア(1986)では「世界の都市部の一般大気中の石綿濃度は、1リットル当たり1~10本程度であり、この程度であれば健康リスクは検出できないほど低い。」とされています。
5 今後の対応
(1)事業者の活動に影響を及ぼさないよう配慮しながら、当該吹き付け材の除去工事を早期に実施いたします。
(2)今回の調査結果を受け、市が管理する他の建築物で同様の事例(防火を目的とした吹き付け材)がないか確認するため、平成17年度に調査した施設のうち鉄骨造などの建築物を対象に緊急点検を行います。
【問い合わせ先】
(西海岸10号上屋について)
港湾空港局港営課
課長:牛島 係長:武見 電話:093-321-5901
(市が管理する建築物の緊急点検について)
都市整備局施設保全課
課長:上原 係長:松井 電話:093-582-3220
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港湾空港局港営部港営課
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