日時
平成16年3月8日13時30分~15時45分
場所
北九州市立文書館2階A会議室
出席者
委員:永松会長、木村委員、加藤委員、武藤委員、川村委員
事務局:総務市民局文書館 瀬藤次長、鷹取主査、田上吏員
議事
1.個人情報保護制度の見直しについて
1.前回の審議に関する報告について
個人情報ファイルに記録されていない者が自己の個人情報を開示請求した具体例及び実施機関の範囲等に関する他都市の状況について、事務局が説明を行った。
2.収集の制限について
ア.保有の制限について
(主な意見)
- 「収集」よりも「取得」の方が幅が広いように思われるので、「取得」という言葉の方がよいのではないか。
- 「収集」よりも「取得」の方が適当なのか、今後検討を要する。
- 「収集」という言葉を使わない場合は、条文の構成を変える必要があり、今後さらに検討を要する。
イ.利用目的の明示について
(主な意見)
- 説明責任の観点からも、利用目的の明示に関する規定を設けた方がよいのではないか。
- 行政機関個人情報保護法には、「あらかじめ、本人に対し、その利用目的を明示しなければならない」と規定されており、条例にも同様に規定した方がよいのではないか。
ウ.センシティブ情報の取扱いについて
(主な意見)
- 行政機関個人情報保護法には規定がないが、現行条例には既に規定されており、このまま存続してよいのではないか。
2.住民基本台帳ネットワークシステムの監査報告について
所管課(総務市民局区政課)から、説明を受けた。
3.その他
諮問第5号事案(消費生活相談カード)について、3月3日付けで処分庁(総務市民局市民部消費生活センター)の決定があったことを、事務局が報告した。
4.第40回北九州市個人情報保護審査会議事録について
出席委員により原案のとおり可決され、確定した
※審査会資料は、文書館の閲覧室に配架しています。