東日本大震災や熊本地震等で社会的問題となっている石綿(アスベスト)による健康被害などを契機に、建物の安全や安心に対する関心が高まっています。
市有建築物においても、市民の皆様が安全に安心して施設を利用できるよう、地震対策(耐震化)や石綿対策に取り組んでいます。
地震対策(耐震化)、石綿(アスベスト)対策を行っています
更新日 : 2021年6月28日
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地震対策(耐震化)
地震からの不安を解消し、より安全な市有建築物を確保するには、建物の耐震性能の強化が不可欠です。
本市では市有建築物の地震対策として、主に下記の取組みを実施しています。
- 耐震診断や耐震改修の実施
- コンクリートブロック塀の倒壊防止
- 特定天井の脱落防止
【耐震改修工事の例】
改修前
改修中
改修後
石綿対策
石綿除去作業時の状況
石綿(アスベスト)は、天然の鉱物繊維で、耐久性や吸音性、断熱性等に優れており、安価で施工性が良いことから、過去に断熱材等の建築材料として使用されていました。しかし、繊維が細かく空気中に浮遊しやすいため、人が吸い込んだ場合は長い年月を経て肺がんや中皮腫等の悪性疾患をはじめとした健康被害を引き起こすことがあります。
現在では、石綿の使用規制や石綿含有廃棄物の処理方法の指定等さまざまな側面からの法規制があります。
既存の市有建築物の改修・修繕工事等を行う場合においても、大気汚染防止法等の関係法令に基づき、石綿含有建材の使用の有無について事前に調査し、使用が確認された際には石綿含有建材の種類に応じた方法で除去や囲い込み、封じ込めの措置をするなど適切な飛散防止対策を講じた工事を行っています。
(詳しくは環境局環境監視課のホームページをご覧ください。)
このページの作成者
都市整備局建築部施設保全課
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