本市では、過度のマイカー利用から、地球環境にやさしい鉄道やバスなどの公共交通や徒歩・自転車への利用転換を図るとともに、市民の多様な移動手段が確保された、安全で安心して利用することができる交通体系を実現するため、平成20年12月に「北九州市環境首都総合交通戦略」を策定しました。
その後、平成26年11月に「改正地域公共交通活性化再生法」が施行されたことにより、「北九州市環境首都総合交通戦略」を基に、「北九州市立地適正化計画」と連携を図りながら、公共交通分野の計画を拡充させることで、人口減少に対応した持続可能な公共交通ネットワークの再構築を図る「北九州市地域公共交通網形成計画」を策定しました。
今回、前計画策定から5年が経過したこと、及び令和2年に関連法である「地域公共交通活性化再生法」が改正されたことを受け、「北九州市地域公共交通計画」を策定しました。
この計画により、今まで以上に、市と交通事業者、関係行政機関が一体となって、都市交通施策の推進に努め、『コンパクト・プラス・ネットワーク』の都市構造の形成を効果的に推進していきます。