本市は、成長著しい東南アジアの中で、今後益々発展が期待されるベトナムのハイフォン市と2009年(平成21年)に友好・協力協定を締結し、両市の間での交流を始めました。その後、水道分野での技術協力や市民文化交流など様々な分野での交流・協力事業を重ね、この友好・協力協定が5年間の期限を迎える2014年(平成26年)4月に、これまでの交流成果を踏まえ、ハイフォン市と姉妹都市協定を締結しました。
べトナム・ハイフォン市について
2014年4月18日姉妹都市協定締結式
(立会人: 在福岡ベトナム総領事ブイ・クオック・タイン氏)
ハイフォン市について
火炎樹(ハイフォン市を代表する花)
ベトナム北部、首都ハノイ市の東約100キロメートルに位置するハイフォン市は、美しい自然と同国第3位の人口を有する港湾都市です。
市内はフランス植民地時代の建物が多く、5月には赤い火炎樹の花が街を彩ります。
歴史
ハイフォン市は、古い歴史と伝統を有する地域として発達してきました。ハイフォン市内には現在、古い共同住宅、塔、寺院などの伝統的な建築物が多数あり、また古い通りには、フランス新古典主義デザインの建築など、魅力的な建築物が多く残っています。これらは現在のハイフォンの土地に住む人々の独特な特色を生み出す貴重な有形・無形の文化遺産です。
ハイフォン駅
タムバック川新市街地
フォー ティエン寺
産業
ハイフォン市は、北部最大の港として古くから有名な都市です。国内と海外を結ぶ便利な水路、道路、鉄道、航空網を備えた重要な交通拠点であり、北部地域の海の玄関口です。
港湾都市であるだけでなく、北部沿岸地域と国全体の産業、科学、技術、安全保障、防衛のほか、サービス、観光、教育、健康、漁業の中心地でもあります。
ラックフェン港 コンテナターミナル
海横断ケーブルカー
自然
ハイフォン市内中心部から東へ約60キロメートルに位置するカットバ諸島は、総面積約345平方キロメートルで、高密度に集まった358個の大小の石灰岩の島と海からそびえる多数の小さな島々で構成されています。
カットバ諸島は、トンキン湾の主要な生物多様性の源でもあり、特別保護リストに登録されている固有種のカットバラングールを含む3,150種の森林および海洋生物が生息しています。
2023年9月、「ハロン湾・カットバ諸島」は、ユネスコの世界自然遺産に登録されました。
ハロン湾・カットバ島からは、美しい景色が楽しめるクルーズ観光が発着しています。
美しい石灰岩の山々
ゴールデンヘデッドラングール
ティエンロン洞窟の鍾乳石
食べ物
海鮮料理やカニの出汁の麺料理(バインダークア)が名物です。
バインダークア(カニ出汁麺)
揚げ春巻き
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