北九州市は、1901年の「官営八幡製鐵所」の操業開始以来、鉄鋼、化学などの重化学工業を中心に日本の高度経済成長を担い、近年は環境エネルギーやロボット、情報通信など多くの産業が集積する「ものづくりの街」として発展してきました。
とりわけ、「東田地区」は、日本初の近代高炉が立地した「産業革命の地」であり、過去の甚大な公害を産学官民の連携で克服した経験や、製鐵所跡地での「環境」をテーマとした持続可能な街づくりなど、これまで、技術、人材、ノウハウなどの様々な「地域資源」が蓄積されています。
これらの地域資源を基盤として、更なる地域の経済活性化や課題解決を図るため、また、先端技術による未来都市づくりのリーディングシティを目指して、国が進めるスーパーシティ構想に「北九州市・東田 Super City for SDGs構想」として令和3年4月15日に応募しました。
その後、国から、本市を含む31の応募自治体全てに対し、規制改革提案の追加が要請されたため、本市は、令和3年10月15日に、2件の規制改革を追加で提案しました。