Q3 分譲マンションの敷地の課税は・・・?
私は、昨年12月に分譲マンションを購入しましたが、敷地に対する土地の税金はどのように課税されるのですか。
A3
分譲マンションの敷地に対する固定資産税・都市計画税は、昭和58年度まで、その敷地の共有者全員が、全体の税額について連帯責任を負うことになっていたため、代表者に納税通知書をお送りしていました。
しかし、昭和59年度から、一定の要件を満たしている場合には連帯納税義務がなくなり、全体の税額を敷地の持分割合により按分し、共有者各人に納税通知書をお送りすることになっています。
一定の要件とは、次の二つのことをいいます。
- 分譲マンションの敷地が、そのマンションの所有者全員によって共有されていること。
- 分譲マンションの敷地の持分割合と、そのマンションの専有部分の床面積割合が一致すること。
なお、2に該当しない場合でも、1の要件を満たしていれば、敷地の共有者全員の合意によりその土地の所在する区を所管する市税事務所固定資産税課に申し出ることによって、この適用を受けることができます。