Q1 生活保護の申請書はどこにありますか?
A1 生活保護の申請書は、区役所の保護課にありますので、保護を申請する場合は相談員に申し出てください。また、申請をした方には、必要な書類の提出をお願いすることがあります。
Q2 自動車や不動産を持っていても、生活保護を申請できますか?
A2 自動車や不動産を持っていても、保護の申請はできます。ただし、自動車は原則として処分していただき、生活の維持のために活用していただくことになります。なお、障害のある方の通勤、通院等に必要な場合などには自動車の保有を認められることもありますので、ご相談ください。
また、自宅として使っている不動産は保有を認められます。ただし、処分価値が高い場合は、この限りではありません。
Q3 医療費についてのみ生活保護を受給することはできますか?
A3 生活保護は、最低生活費に対して、世帯の収入が不足する場合に不足分を保護費として支給する制度であり、医療費のみを対象とすることはできません。医療費にのみお困りの方から相談を受けたときは、高額療養費制度や無料低額診療などの他の制度の活用について案内しています。
Q4 どのくらいの保護費がもらえるのですか?
A4 金額は、世帯の状況によって異なります。参考として北九州市の最低生活費のモデルケースを以下に紹介しています。
最低生活費のモデルケース
世帯構成 |
生活扶助基準額 |
住宅扶助(限度額) |
合計 |
(1)高齢者世帯(単身) |
68歳 |
74,350円 |
29,000円 |
103,350円 |
(2)高齢者世帯(夫婦) |
68歳、65歳 |
119,470円 |
35,000円 |
154,470円 |
(3)母子世帯(2人) |
30歳、4歳 |
147,280円 |
35,000円 |
182,280円 |
(4)夫婦子一人世帯(3人) |
32歳、29歳、4歳 |
160,130円 |
38,000円 |
198,130円 |
(注1)(3)には児童養育加算10,190円、母子加算18,800円を含む
(注2)(4)には児童養育加算10,190円を含む
(注3) 医療扶助、介護扶助が必要な場合には別途扶助されます。
(注4)最低生活費と世帯員全員の収入を比べて、世帯員全員の収入が少ない場合に、最低生活費に不足する額が保護費として支給されます。