住宅への侵入被害を防ぐためには、警察によるパトロールや取り締まりのほか、皆様、一人ひとりが防犯意識を高めておくことが大切です。
最近、首都圏では、闇バイトに絡んだ住宅への侵入強盗事件が多く発生しています。被害を防ぐために、できる限り住まいの防犯対策を行いましょう。
住まいの防犯対策を!
住宅侵入犯罪の主な種類
住宅侵入とは、他人の自宅や敷地内に正当な理由なく入ることで、敷地内に死角(周囲から見えづらい場所)があると、犯人が侵入しやすくなります。侵入犯罪には次のようなものがあります。
強盗
暴行や脅迫によって金品を奪うこと。
犯人が刃物などの凶器を持っていることもあります。
窃盗
- 空き巣 留守宅に侵入し、金品を盗むこと。
- 忍込み 深夜の就寝時間帯をねらって侵入し、金品を盗むこと。
- 居空き 在宅中の隙をみて侵入し、金品を盗むこと。
性犯罪
無理やり、わいせつな行為をすること。
下着など洗濯物の干し方にも注意が必要です。
防犯対策のポイント
鍵かけの徹底
在宅時やゴミ出しなどの短い時間でも自宅の鍵をかけ、就寝時には施錠の確認をしましょう。高層階のマンションでも油断せず、鍵かけを徹底しましょう。
来客応対時の注意
知らない人が来た時は、ドアチェーンをかけたままか、インターフォンで対応しましょう。また、宅配荷物を受け取る際には「宅配ボックス」や「置き配(玄関前などに荷物を置いてもらうこと)」も有効です。
防犯設備の活用
犯人は「侵入に5分以上かかること」「警報音などの大きな音」「周囲を明るく照らされること」などを嫌がります。
- 玄関や窓の鍵を二重にする (鍵を開けるのに時間がかかります)
- 家の周りに玉砂利を敷く(歩くと音が出ます)
- 動くものに反応するセンサーライトや防犯カメラを設置する(監視性を高めます)
などの方法が有効です。
足場となるものの撤去
犯人は足場になるものを使って、高い窓などから侵入することもあります。
- エアコンの室外機を窓のそばに設置しない
- 脚立などは家の周囲に置かない
などの注意が必要です。
不審者に注意
業者などを装って「下見行為」をする者がいます。不審な人物を見かけたら110番通報をしましょう。
地域での声かけ
普段から挨拶や声かけを行い、ご近所付き合いを大切にしておくことで、緊急時の助け合いにつながります。
自宅での防犯対策
詳しい防犯対策について
さらに詳しい防犯対策については、福岡県警察のホームページもご覧ください。
このページの作成者
総務市民局安全・安心推進部安全・安心推進課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2911 FAX:093-582-3889