安全で安心なまちづくりは、市民の心豊かで快適な暮らしはもとより、「産業振興」「賑わいづくり」「都市イメージ」などに影響を与え、本市の成長を支える重要な課題です。このため、本市が持続可能な都市として今後も発展していくためにも、安全・安心対策の推進は不可欠です。
現在、少子高齢化・情報化社会の進展、大地震や急激な気象変化など自然災害に対する防災・減災意識の高まりなど、社会環境が大きく変化してます。
これらの変化に伴い、安全・安心に関する新たな課題が見られるようになっています。
そこで、市民、地域団体、事業者等(以下「市民等」という。)及び行政が、本市の新たな「安全・安心なまちづくり」を共に考え、一体となって取り組む契機とし、市民や本市を訪れる人が、「安全・安心を実感することができるまちを実現し、安全・安心なまちづくりを次の世代に継承する」ことを目的とした「北九州市安全・安心条例」(以下「条例」という。)を平成26年7月に施行しました。
本条例の実効性を高めるためには、本市の目指す姿を描き、具体的な目標を定め、それに向かってどのような施策を推進していくかを整理したうえで、市が市民等と連携して、着実に取り組みを進めることが必要です。
このため、「北九州市安全・安心条例行動計画」(以下「計画」という。)を策定し、市が市民等と連携して「安全・安心なまちづくり」に向けた施策や取組を総合的、継続的に推進します。
あわせて本市の安全・安心なまちづくりに関する取り組み等を対外的に情報発信することで、都市のイメージの向上につなげていきます。