北九州市に大きな被害を与える地震として、小倉東断層や福智山断層などの活断層による地震、プレート境界周辺で起こる南海トラフ地震が想定されています。
北九州市で想定されている地震や備えについて
北九州市で想定されている地震
活断層による地震
活断層とは、ここ数千年の間に動いた形跡があり、今後も動く可能性のある断層のことをいいます。北九州市内には、小倉東断層、福智山断層、頓田断層の3箇所が確認されています。(頓田断層と福智山断層を合わせて福智山断層帯といいます)
平成24年の福岡県の調査によると、より大きな被害が予想される小倉東断層による地震が発生した場合、震度6弱(一部6強)の揺れ、死者429人、建物全壊6,172棟、建物半壊4,404棟が想定されています。

南海トラフ地震
日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。
陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのが、プレート境界の地震で、今後30年以内の発生が懸念されているのが南海トラフ地震です。
国の報告によると、北九州市内では震度5弱(一部5強)の揺れ、最高津波水位3.5メートルが想定されています。
(注)令和7年3月に国が公表した新たな被害想定では、津波の高さは最大5メートルにおよぶとされてます。

南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ地震発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると評価された場合などに、気象庁から発表される情報です。住民、自治体、企業などが後発地震に対する防災対応をとるために、令和元年(2019年)5月から運用が開始されました。
南海トラフ地震臨時情報は、防災対応をイメージしやすいよう「調査中」「巨大地震警戒」「巨大地震注意」「調査終了」の4種類のキーワードのいずれかを付けて発表されます。

地震への備え
急な地震におそわれても、あわてずに行動することが自分の身を守ることになります。
今後、地震が発生した場合に備えて、改めて地震への備えを再確認しましょう。
- 避難場所や避難経路
- 家族や知人との連絡方法
- 非常時持ち出し品の準備
- 備蓄など
関係リンク
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