人口の急激な減少と高齢化を背景として、居住者の生活を支えるコンパクトなまちづくりを進めていくことの必要性が高まっていることから、平成26年の都市再生特別措置法の改正により、居住や都市機能を一定の区域に誘導する立地適正化計画が制度化されました。
本市においても、人口減少と高齢化を重要な課題と認識し、平成15年に策定した北九州市都市計画マスタープランにおいてコンパクトシティを掲げ、「街なか居住」など都市計画の基本的な方針を明確にし諸施策を総合的に展開してきましたが、コンパクトなまちづくりをより一層推進するため、平成28年9月に北九州市立地適正化計画を策定しました。
北九州市立地適正化計画では、概ね20年後の将来を見据え、まちづくりの基本的な方針のほか、
・居住を誘導する「居住誘導区域」
・医療、商業等の都市機能を誘導する「都市機能誘導区域」
などを定め、居住環境の向上、公共交通の確保等、居住の誘導や都市機能の誘導・集約に関する施策について記載しています。