永黒団地市営住宅における自家消費型太陽光発電PPA(屋根貸し)等事業
事業概要
北九州市・門司区の市営永黒団地建替事業において、屋根を最大限活用した自家消費型(専用部への給電含む)・太陽光発電事業を、第三者保有方式による「PPA注1 (屋根貸し)事業」と、一括受電した高圧電力を低圧電力に変換して各戸に供給する「一括受電事業」の一体事業という全国初の事業方式で整備します。
注1:Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略で、施設所有者が提供する屋根などに太陽光発電設備の所有、管理を行う会社(PPA事業者)が設置した太陽光発電システムで発電された電力をその施設の電力使用者へ有償提供する仕組み
事業場所
北九州市門司区永黒二丁目2番3号の一部
【参考】事業効果(20年間運用時の北九州市試算結果)
(1) 民間活用や事業スキームの工夫により、市の負担額が大幅に減少 約▲7,000万円
・ 民間負担額 約6,500万円:太陽光(50+70キロワット)、各戸の電力量計、電力料金徴収、賃料等
・ 市負担額 約2,500万円:蓄電池(80+120キロワットアワー)、高圧受電設備
(=6,500万円-国費 2,000万円-屋根賃料2,000万円) (注)賃料は事業者提案による
(2) CO2排出量削減目標への貢献 ▲838 トンCO2
(注) エネルギー資源調達による海外への資金流出を縮小(▲6,000万円)
(3) 市内企業のビジネスチャンス創出
(注) 民間事業投資4,500万円(市への賃料除く)
投資回収期間:概ね10年程度(運用期間20年の半分)
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