令和3年2月22日(月曜日) 午後3時00分から午後3時55分
第378回北九州市建築審査会
1 開催日時
2 開催場所
北九州市庁舎5階 特別会議室A
3 出席者
(委員)小倉会長代理、横山委員、龍委員、城戸委員、原賀委員
(特定行政庁)今﨑指導部長、渡邉建築審査課長、城戸建築指導課指導係長、伊﨑建築審査課調整係長、職員3名
(事務局)櫨本建築指導課長(幹事)、佐藤建築安全推進担当係長(書記)、職員1名
4 議題及び議事の概要
北九州市建築審査会の会議の公開等に関する要綱第3条ただし書及び北九州市情報公開条例第7条第1項の規定に定める不開示情報に該当する事項を含むため、会議は非公開
(1)議案等の審査
議案等番号 | 内容 | 結果 |
---|---|---|
第1号議案 |
建築基準法第55条第3項第二号 第一種低層住居専用地域等内における建築物の高さの限度に係る許可 福岡県 建築都市部 営繕設備課長 讃井 人志 /高等学校 渡り廊下棟(1)/八幡東区 |
同意 |
第2号議案 |
建築基準法第44条第1項第二号 道路内の建築制限に係るただし書許可 (包括同意許可の報告) 北九州市 交通局 交通局長 池上 修 /路線バス停留所上屋/若松区/ほか2件 |
全件了承 |
第3号議案 |
建築基準法第43条第2項第二号 敷地の接道要件に係る許可(包括同意許可の報告) 株式会社マルニシ 代表取締役 西川 隆啓/ 倉庫業を営む倉庫/門司区/ほか11件 |
全件了承 |
(2)その他、委員の質問・意見等
【第1号議案】
(委員)
エレベーターについて、機械室なしのエレベーターか。
(市)
その通り。パラペットのラインがほぼ一直線で、いわゆるマシンルームレスエレベーターと考えている。
(委員)
高校なのでたくさん人がいると思うが、安全配慮はどのように考えているか。
(市)
大規模な工事で、工事を数年に分散し、できるだけ夏休みを利用しながら、工事を行う。安全対策もしっかり行いながら進めていく。
(委員)
そもそも非常に古い校舎であるが、それは建替えずに渡り廊下だけ建替えるのか。
(市)
その通り。
(委員)
この計画は公共施設の管理計画の一環なのか。いわゆるアセットマネジメントに基づく建替えの1つなのか。
(市)
県のアセットマネジメントの計画までは存じていないが、老朽化及びバリアフリー化のための建替え計画と聞いている。
(委員)
遮蔽量の計算について、各敷地境界線の中点から16メートルの距離だけ外側にある点をOiとしとなっているが、この敷地の境界及び中点の決め方を教えてほしい。
(市)
ある程度直線がとれる範囲とし、その中点から16メートル離れた距離からみたもの。その敷地の境界に10メートルの壁が建ったとして、その面積よりも実際の見付面積が小さければ良いという計算である。
(委員)
今回許可の対象となったのは、今まで2階建てや3階建てで高さが10メートル以下だった建物が4階建ての渡り廊下となり、10メートル以上になったため対象になったということか。
(市)
その通り。
(委員)
遮蔽量の計算についてはあくまでも渡り廊下に関してのものか。
(市)
遮蔽量の計算も建物全体での計算となる。既存建築物を含めて全体の見付面積を計算する。
【第2号議案】
(委員)
通し番号2のバス停の左側にある小道のようなものは、建築物の敷地からの出入りを妨げない、ということで良いか。
(市)
特段交通に支障はない。この区画の住宅の駐車場は当該道路の反対側である。
(委員)
構造について通し番号1は鉄骨造、2と3はアルミ合金造となっているが、何故違うのか。
(市)
基本的に交通局の仕様としては錆びにくいアルミ合金造だが、通し番号1においては宝くじ協会からの寄贈品であり、その仕様が鉄骨造となっており、構造に違いがある。
(委員)
通し番号1の案件について、バス停の写真を見ると、左側から歩道、自転車道路、バス停、車道となっている。自転車道路が歩道とバス停の間にあると、危険性を感じる。今後このような、歩道、自転車道路、バス停といった並びの際には何か考える必要があるのではないか。
(市)
ご意見は担当部局に伝える。このバス停は自転車が通るため、反射テープを利用し、ぶつからないよう配慮している。
【第3号議案】
特になし。
(3)本会議録の署名は、小倉会長代理及び横山委員に決定した。
このページの作成者
都市戦略局指導部建築指導課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2531 FAX:093-561-7525