折尾地区総合整備事業は、折尾駅を中心とした既成市街地を学園都市の玄関口にふさわしい地域拠点として再整備するため、鉄道を高架化する連続立体交差事業、駅周辺の道路整備を行う街路事業、駅南側の住環境の改善を行う土地区画整理事業を一体的に実施するものです。
令和3年1月に鹿児島本線が高架本切替し、新駅舎が開業しました。令和4年3月には短絡線の高架切替を予定しており、平成16年度に事業着手した鉄道の高架化が完成します。
また、駅周辺では、北口駅前広場や駅へのアクセス道路の整備が本格化しており、高架下では、まちづくりの新たな拠点となる「折尾まちづくり記念館」の整備が令和4年春のオープンに向けて進むなど、新しいまちの形が整いつつあります。
このように、折尾地区総合整備事業が大きな節目を迎えることから事業計画を再精査した結果、下記の通り事業期間及び事業費を見直すものです。
折尾地区総合整備事業の事業計画の見直しについて
事業計画の見直しの概要
事業期間の見直し
【連続立体交差事業】
残工事の内容を踏まえて工程を検討した結果、事業期間を2年間延伸します。
【土地区画整理事業】
建物移転の進捗状況等を踏まえて工程を検討した結果、事業期間を3年間延伸します。
【街路事業】
今後は土地区画整理事業の進捗にあわせて計画的に整備するため、土地区整理事業と同様に事業期間を3年間延伸します。
事業期間の見直し前及び見直し後は下表の通りとなります。
見直し前 | 見直し後 | |
---|---|---|
連立 | 平成16年度から令和4年度まで | 平成16年度から令和6年度まで |
区画 | 平成18年度から令和7年度まで | 平成18年度から令和10年度まで |
街路 | 平成16年度から令和7年度まで | 平成16年度から令和10年度まで |
詳細は関連資料をご覧ください。
事業費の見直し
全国的な人件費や資材単価の高騰、移転交渉の難航や現地の施工条件に係る要因により、事業費が増額となります。
事業費の見直し前と見直し後は下表の通りとなります。
見直し前 | 見直し後 | |
---|---|---|
連立 | 487億円 | 501億円 |
区画 | 196億円 | 246億円 |
街路 | 157億円 | 188億円 |
合計 | 840億円 | 935億円 |
詳細は関連資料をご覧ください。
事業の投資効果について
事業計画の見直しに合わせて、事業の投資効果を把握するために費用便益分析を実施しました。
費用便益分析とは、その事業を行うことで社会に及ぼされる総便益と総費用を貨幣価値換算で計測したうえで、その便益と費用を比較して効率性を評価する手法のことです。
令和3年度に実施した費用分析結果は下記の通りです。
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このページの作成者
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