みちを歩いているときに四季の変化にふと気づくことはありませんか?春はサクラやコブシ、初夏にはツツジの花、秋にはイチョウやアメリカフウの紅葉・・・。街路樹は、自然にふれあう機会の少なくなった私たちに、季節の移り変わりを知らせてくれるのです。
また、街路樹は、夏の暑い陽ざしや車から出された排気ガス・騒音をやわらげてくれるので、私たちは快適に道路を利用することができます。
車を運転しているときには、季節の花がドライバーの緊張感をやわらげ、また、道路の目印となったりドライバーの視線を導いてくれるので、道路の安全な交通に役立っています。
コンクリートやアスファルトに囲まれたまちなかでは、街路樹の緑や色とりどりの花が、私たちの目をなごませ、やすらぎを与えてくれます。
このように街路樹には、私たちが都市の中で、安全で快適な生活をするのにかかせない役割を数多く持っているのです。