北九州市では道路交通の安全性の確保、円滑化を目的にアンダーパス(道路)を設置しています。
アンダーパス(道路)は地形的に雨水が集中しやすい構造となっており、通常の降雨時には集まった雨水をポンプ設備などで外部に排出しています。
しかし、近年増加傾向にある狭い範囲で短時間に大量の雨をもたらす「ゲリラ豪雨」などに見舞われると、周囲から大量の雨水の流入もあり、ポンプ設備などの排水施設では処理できなくなります。
その結果、アンダーパスの冠水は急激に進み、そこへ進入した車両が立ち往生する事例が平成25年7月に連続して発生しました。
(注)アンダーパス(道路)とは…鉄道や道路との交差部を立体交差するため、道路を掘り下げ、くぐり抜ける方式とした施設