山田緑地は小倉都心部から車で10分程度の場所にある広域公園です。
広域公園とは「市町村を超える広域のレクリエーション需要を充足することを目的とする公園(都市公園法)」です。
北九州市では山田緑地以外に和布刈公園(門司区)、響灘緑地(若松区)、長野緑地(小倉南区)、中央公園(戸畑区、八幡東区、小倉北区)が広域公園として整備され、北九州市内外から訪れる方々に利用されています。
広さは140ha。そのうち現在、公園として利用されている区域は47haとなります。この広さは北九州市のシンボル公園である勝山公園(19.5ha)およそ2つ分にあたり、市内で3番目に広い公園となっています。
山田緑地は”「30世紀の森」づくり”をテーマとして公園を整備し、維持管理運営をしています。
”「30世紀の森」づくり”、途方もない未来の話ですが、山田緑地でどのような森をつくっていこうというのでしょうか?
これを知るためにまずは山田緑地の歴史と自然の変遷からたどっていきましょう。