指定区分 | 県指定 天然記念物 |
---|---|
記念物名称 | 岩屋・遠見ヶ鼻の芦屋層群 |
名称かな | いわや・とおみがはなのあしやそうぐん |
指定年月日 | 平成24年3月26日 |
所在地 | 若松区大字有毛 |
概要 | 岩屋・遠見ヶ鼻周辺には、芦屋層群と呼ばれる地層が広く分布し、海岸線の美しい景観を作り出しています。この地域の地層は、今からおよそ2,500~3,200万年前に日本列島が大陸から離れて形成されていった根拠になるもので、それ以前の化石が陸上のものであることに対して、貝やエビ、カニの仲間の甲殻類など海の生物に変わっていることに大きな特徴があります。 また、灯台下の露頭では、特徴的なオレンジ色を呈し、斜交した起伏のある堆積物を見ることが出来ます。これらはストーム堆積物と呼ばれ、暴風時の波浪の影響下でつくられたと考えられており、穏やかな沿岸環境に暴風を伴う嵐が到来した際に発生した海底面の状態をそのまま見ることが出来ます。 芦屋層群はこのような化石とストーム堆積物から、当時の生態系や地球環境の変化を観察できる貴重な場所となっています。 |
【県指定天然記念物】岩屋・遠見ヶ鼻の芦屋層群
更新日 : 2022年6月24日
ページ番号:000028066
ストーム堆積物を含む地層
このページの作成者
都市ブランド創造局総務文化部文化企画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2391 FAX:093-581-5755