指定区分 | 県指定 有形民俗文化財 |
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文化財名称 | 天秤 2組 |
名称かな | てんびん |
指定年月日 | 昭和29年5月16日 |
所在地 | 八幡東区東田二丁目4番1号 市立自然史・歴史博物館 |
概要 | これらの天秤は、江戸時代両替商が金・銀・銭貨の重量を計った道具である。徳川幕府は全国的に秤の取締りを行い、人々は自由に所持できなかった。天秤の製造は大坂の中堀家一族が行い、分銅は金座後藤家の専業であった。1組(総高78.7cm)は引出しが3段に4つあり、上面に天秤を組み立てるようになっている。皿には「極中堀治三郎」との刻銘が、分銅裏面には後藤家の刻印がある。他の1組(総高91.6cm)は天秤箱の蓋裏に墨書きで「嘉永五年子十二月吉祥日 白水長左衛門」とあり、盤には「極古堀与一郎」の刻銘がある。 |
【県指定】天秤 2組
更新日 : 2022年6月24日
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