指定区分 | 市指定 有形文化財(考古資料) |
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文化財名称 | 黒崎城跡出土 メダイ 1点 |
名称かな | くろさきじょうあとしゅつど めだい |
指定年月日 | 平成20年3月31日 |
所在地 | 小倉北区金田一丁目1番3号 北九州市立埋蔵文化財センター |
概要 | メダイはポルトガル語でメダルを意味し、イエス・キリストや聖母マリア、聖人、教会などキリスト教ゆかりの宗教的な絵が刻まれたもので、キリスト教信者が信仰の証として身につけていたものである。 このメダイは、都市計画道路前田熊手線の建設工事に伴う発掘調査により、長崎街道に面した町屋跡から出土し、片面にイエス・キリスト像、もう片面に聖母マリアの半身像が描かれている。出土状況から、17世紀初めごろに埋没したものと推測される。 メダイの発掘調査による出土例は、北九州市内では初であり、福岡県でも3例目である。 キリスト教徒に対する弾圧政策が厳しくなっていく17世紀初頭に、当地にキリスト教徒が存在していたことを示すとともに、当時のキリシタン文化を知る上で、大変貴重な資料である。 長さ:2.8cm、最大厚:0.31cm、重さ:7.55g 形:楕円形で、鈕(ちゅう)部分(ひもなどを通した穴)は欠けている。 材質:錫と鉛の合金(錫70%) |
【市指定】 黒崎城跡出土 メダイ 1点
更新日 : 2022年6月24日
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