指定区分 | 県指定 有形文化財(考古資料) |
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文化財名称 | 菜園場窯跡 1基 附 出土遺物一括 |
名称かな | さえんばかまあと |
指定年月日 | 昭和62年5月9日 |
所在地 | 北九州市小倉北区菜園場二丁目2番内 |
概要 | 菜園場窯跡は、焚口と焼成室4室の5室からなり、窯跡に「コ」の字状の排水溝を持つ地上式割竹形登窯である。第1室と第2室は1640年代に削平され消滅しているが、第4室の天井の一部、火入部、色見孔や煙道を完全に残すなど近世初頭の窯としては、残存状態は非常に良好である。この窯は、小倉城主細川忠興のお楽しみ窯であったとも伝えられており、さらには試験場、研究所的性格の窯とも考えられている。出土品は単一の特徴を有するものではなく、陶器、白磁など種々の茶陶を焼いたことがうかがえる。 |
【県指定】菜園場窯跡 1基 附 出土遺物 一括
更新日 : 2022年6月24日
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