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【令和7年3月3日結果公表】令和7年度 ペットボトルベール売払(公募型プロポーザル)

更新日 : 2025年3月3日
ページ番号:000174527

北九州市日明かんびん資源化センターと北九州市本城かんびん資源化センターで選別・減容・圧縮・梱包されたペットボトルベールについて、令和7年度の買受人を決定するために審査会を開催し、次のとおり優先交渉権者を決定しました。

1 審査結果

1 優先交渉権者

西日本ペットボトルリサイクル株式会社

2 提案者数

3社

3 提案者の評価結果

提案者の評価結果
提案者 点数(300点満点)
日本ペットボトルリサイクル株式会社 276.9点
A社 258.9点
B社 204.0点

2 プロポーザル方式審査委員会の委員氏名及び職名

プロポーザル方式審査委員会の委員氏名及び職名
氏名 職名
正野 謙一 環境局サーキュラーエコノミー推進課長
稲田 佳代子 環境局循環社会推進課長
堤 雄治 環境局施設課長

3 委員会における意見

1 優先交渉権者に対する意見

(1)北九州市におけるペットボトルのリサイクルを長年行ってきた実績があり、ボトルto ボトルについても取組み実績がある。

ペットボトルベールの全てを北九州市内でフレーク化し、その9割以上をペレット化することについて評価できる。

ペットボトルベールの再製品化にあたり、北九州市内における実施範囲の拡大及び北九州市民に対するペットボトルの水平リサイクル周知について期待したい。

(2)ペットボトルのリサイクルにかかる取引実績が自治体及び企業のいずれとも豊富にあり、ペットボトルリサイクルにかかる処理ルートの確保、品質管理についても問題ないと思われる。地域循環にかかる事業計画についても概ね良好と判断される。今後の経営の安定を期待したい。

2 A社に対する意見

(1)地域循環に注力した提案が望まれる。数多くの自治体からの受託実績があり、安定 した資源循環が期待できる。

(2)全国的なペットボトルのリサイクルの実績があり、ボトルtoボトルも各自治体と協定を締結し、進めているところは評価できる。

ペットボトルベールの再生化処理において発生する残渣について、ケミカルリサイクルを組み合わせて資源を無駄なく活用しており、技術力は評価できる。

北九州市における地域循環の割合が低い。北九州市内における資源循環の割合を拡大させた処理計画の検討を期待する。

(3)ペットボトルのリサイクル事業について、自治体、民間企業とも取引実績が豊富で、処理ルートの確保、品質管理も問題ない。会社の規模が大きく、経営も安定している。地域循環は期待できない。

3 B社に対する意見

(1)令和6年度から商業操業を開始した企業であり、ボトルtoボトルの事業実績や決算実績では現時点で劣後するが、大手企業を株主に有することから、来年度以降、評価が高くなる可能性が期待できる。各評価項目にかかる記述が少なく、具体性に欠ける。

(2)商業操業の開始が令和6年度であるため、自治体との具体的な契約実績等が分かりづらい。

株主の1社が海外法人であり、世界中にプラントがあるとのことであるが、北九州市で回収されたペットボトルが海外に流出することがないか懸念される。

株式会社セブン&アイ・ホールディングスやアサヒ飲料株式会社等、全国的に営業展開している法人と連携しており、広報等については期待できる。

(3)法人設立から年数が経過しておらず、実績に乏しい。大規模生産能力を有する工場により今後の取引拡大、経営の安定を期待したい。

4 優先交渉権者の決定理由

審査委員会における審査の結果、評価点の合計点数が最高であった西日本ペットボトルリサイクル株式会社を優先交渉権者として決定した。

5 事務を担当する主管課

北九州市環境局循環社会推進部施設課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号 北九州市役所本庁舎10階
電話 093-582-2184
FAX 093-582-2196
メールアドレス kan-shisetsu@city.kitakyushu.lg.jp

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