ハザードマップで津波や高潮による浸水の危険があるとのことで心配している。対策を講じてほしい。
ハザードマップの浸水想定区域について(寄せられた市民のこえ)
問
答
近年、全国各地で自然災害が発生する回数が増え、またそれによって大きな被害を受けています。このような災害に対し、これまで河川改修や防波堤整備などの計画的な対策で対応してきましたが、施設を整備することによる対策(ハード対策)には限界があることがわかってきました。
このため、ハード対策では防ぎきれない災害は必ず起きるという前提に立ち、最悪の事態を想定したソフト対策(安全な場所への避難などの対策)で、命だけは守り切るという考えに立って市の防災対策を行うことにしています。
高潮や津波のハザードマップには、科学的に考えられる最悪の条件がすべて重なった時の浸水想定区域を掲載しています。発生確率は500年から数千年に1度となっており、決して高い確率のものではありませんが、いざという時に自分の命を守り抜くための一つのツールとして活用していただきたいと考えています。
まずはハザードマップで、ご自宅が浸水想定区域に入っていないか、近くの安全な避難場所はどこかなどをご確認ください。また、非常時持出品の準備や、備蓄なども行っておきましょう。身の回りのリスクを確認し、しっかり備えることで不安な気持ちも解消されるはずです。高潮や津波による被害が発生するおそれがあるときは市から避難情報を発令しますので、浸水想定区域内にお住いであれば、安全な場所に早めに避難をしていただきますようお願いいたします。
担当
危機管理室危機管理課
電話:093-582-2110
受付年月
令和3年3月
注意事項
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このページの作成者
総務市民局市民部広聴課
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