遠賀川や紫川などに関して、災害対策の前提となるシミュレーションは、どのような状況を想定しているのか。
防災対策のシミュレーションについて(寄せられた市民のこえ)
問
答
市内を流れる遠賀川や紫川、板櫃川などの主要河川については、平成28年度から令和元年度にかけて、国や福岡県が、想定される最大規模降雨(1000年に1回の確率規模以上)による洪水を最悪な条件下でシミュレーションして、浸水想定区域を公表しています。
また、がけ崩れや地すべり、土石流などの土砂災害の危険がある区域についても、福岡県が市内全域を調査し、一定の条件を満たす区域を土砂災害警戒区域(イエローゾーン)、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定しています。
これを受け、本市では、浸水想定区域に基づいた洪水ハザードマップや土砂災害の危険区域を示したハザードマップを作成し、その区域内の全世帯に配布しています。
また、大雨による災害の恐れがある場合、対象区域の方々に対して、避難情報(避難準備・高齢者等避難開始や避難勧告など)を発令し、早めに避難行動を呼びかけています。
これらの想定は、身の回りにある様々な危険を事前に確認し、いざという時に命を守る行動につなげていくためにあります。
市では、梅雨前に配布する市政だより(6月1日号)で命を守る防災について特集を組むとともに、各区役所の防災担当窓口やホームページでも、ハザードマップなど関連する情報を提供しています。このような情報を活用いただき、早めの避難行動につなげていただければと考えています。
担当
危機管理室危機管理課
電話:093-582-2110
受付年月
令和2年7月
注意事項
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このページの作成者
総務市民局市民部広聴課
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