ときどき、市内で、もやがかかったり煤煙のようなものが降ってくることがあるが、どのような対策を講じているのか。
大気汚染対策について(寄せられた市民のこえ)
問
答
〔大気常時監視〕
本市では、大気汚染の状況を把握するため市内18ヶ所に測定局を整備し、二酸化いおう等の大気汚染の原因となる物質について常時監視や降下ばいじん測定などを行い、市や福岡県のホームページで速報値を公表しているところです。
本市においても、昭和40年以降、企業との公害防止協定など、様々な大気汚染対策を講じてきた結果、昭和50年代前半には大幅な大気環境の改善が見られ、近年においても二酸化いおうや二酸化窒素は環境基準に適合する状態を維持し、降下ばいじんも昭和40年前半と比べると約5分の1まで改善されております。
引き続き、健康に影響を与えることがないよう注視しておりますが、市民の皆様から粉じん・悪臭に係る懸念を頂戴していることから、よりきめ細かな対応として、本市では以下の対策を講じております。
〔工場への立入指導〕
ばいじん・粉じんの発生源と考えられる工場に対し、法令の遵守状況を確認するために、継続的に立入検査を行っています。具体的には、工場煙突から出るばいじん濃度等の測定を抜き打ちで行うとともに、工場に義務づけられている自主測定結果についても検査し、排出基準に違反していないか確認しています。また、粉じんの発生しやすいストックヤードやベルトコンベアについても法令に定める飛散防止対策が講じられているかを現地で確認しています。
〔悪臭に関する情報提供のお願い〕
悪臭に関しては、発生源で対処することが必要です。本市では、悪臭が発生した場合速やかに現地調査を実施し、発生源の特定に努めます。発生源が明らかになった場合には、悪臭の低減に向けた改善対策を指導しています。今後悪臭を感じられた場合には、環境局環境監視課(直通:093-582-2290)にご連絡をお願いします。
担当
環境局環境監視課
電話:093-582-2290
受付年月
平成29年6月
注意事項
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このページの作成者
総務市民局市民部広聴課
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