若い世代が北九州市を居住地に選ぶために、市としてどのような対策を講じているのか。
若者の定住促進について(寄せられた市民のこえ)
問
答
本市の社会動態は、昭和40年から転出超過が続おり、過去には1年間で約1万5千人の転出超過となった年もあり、平成に入っても3千人から4千人のマイナスが続いていました。
特に若い世代において転出傾向が強いという特徴が見られています。
そのような背景から、平成27年10月に「北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、その中で「女性と若者の定着などにより社会動態をプラスにしていき、地方創生の「成功モデル都市を目指す」という基本方針を立て、本市の地方創生をオール北九州で推進してきました。
その結果、社会動態は、令和元年にはマイナス365人と、半世紀ぶりの社会動態プラスへあと一歩のところまで改善しました。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外国人の入国制限などの影響を受けていますが、一方で全国的に若い世代の地方での就職希望が高まっています。未来を担う若い世代の定着は大きなポイントであり、本市で働きたいという若い世代が地元就職できるよう様々な支援を行っているところです。
具体的には、学生と企業のマッチングの場の創出として、地元企業に特化した合同会社説明会の開催、企業とより深い接点を作るインターンシップの拡充、またより早い段階から企業に触れる機会をつくるため、中高校生を対象とした「ゆめみらいワーク」の取組なども行っています。一方で、学生を採用しようとする地元企業や、学生の就職活動に関わる大学等への支援も行っています。
また、「あたらしいことを はじめやすい都市。福岡県北九州市。」として、若い世代をターゲットにした、ブランディング事業「NewU(ニューユー)」の取組を始めたところです。スタートアップや移住を支援するとともに、チャレンジする若者の姿を効果的に情報発信することで、都市のイメージアップを図っています。
人口を増やすことやその構造を変えることは息の長い取組が必要と認識していますが、時代に合った施策や企画を継続的に講じることにより、女性や若者が安心して働ける都市「住みよい街 北九州市」となれるよう全力で取り組んでまいりたいと思いますので、今後とも本市へのご理解・ご協力をお願いします。
担当
企画調整局SDGs推進部企画課
電話:093-582ー2174
受付年月
令和4年4月
注意事項
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このページの作成者
総務市民局市民部広聴課
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