未来のために、今、ととのえよう。
A.未来への投資をこれからも続けていくためです
北九州市の将来を担う若者や子どもたちのために、未来への投資を続けていけるよう、行財政運営の形を変えていきます。
世の中の状況が目まぐるしく変わっていく中で、
市民や地域の企業が行政に望むサービスが
多岐にわたるようになっています。
市民ニーズの一つ一つに応えていくことが
行政に求められていますが、
子どもや若者が少なくなり、(1)
まちの経済成長が伸び悩む状況が続けば、(2)
政策の実施に必要な市の収入を(3)
増やすことは容易ではありません。
一方で、福祉や医療に必要な経費は年々増え続けています。(4)
また、公共施設・インフラを安全に使っていただくためには、
古くなっている施設などの改修を急がなくてはなりません。(5)
物の値段や賃金の上昇などが続く中で、
市の政策を続けていくための
経費も年々高騰しています。(6)
さらに、市の借金(市債)が、総額で1兆円を超え、
市民一人当たりでは政令市で最も多くなり、(7)
子や孫の世代に大きな負担となっていきます。
(1)人口 ※
出典:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」
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- 平成2年 102.6万人
- 0〜14歳 18.3万人
- 15〜64歳 71.0万人
- 65歳以上 13.0万人
- 令和2年 93.9万人
- 0〜14歳 11.0万人
- 15〜64歳 50.4万人
- 65歳以上 28.6万人
- 年齢不詳 3.9万人
- 推計
- 令和32年 72.9万人
- 0〜14歳 7.5万人
- 15〜64歳 37.2万人
- 65歳以上 28.2万人
減少傾向
(2)市内総生産(市の経済の大きさを表した値)
出典:内閣府「国民経済計算」「県民経済計算」(令和元年度)
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- 1位 大阪市 21,166(十億円)
- :
- 4位 福岡市 7,843(十億円)
- 政令市平均 7,285(十億円)
- :
- 12位 北九州市 3,842(十億円) 福岡市の半分程度
- :
- 16位 岡山市 2,979(十億円)
(16の政令市比較)
(3)歳出と市税収入などの推移(一般会計決算) ※
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- 歳出総額
- 歳出は増加傾向
- 市税収入など(自主財源)
- 市税収入などは横ばい
(4)福祉・医療関係経費(一般会計決算) ※
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- 平成22年度 1,462億円
- 平成28年度 1,764億円
- 令和4年度 2,064億円
増加傾向
(5)
(6)物件費(普通会計決算) ※
(物品の購入や施設の運営にかかる経費など)
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- 平成25年度 501億円
- 令和4年度 781億円
増加
(7)市民一人当たりの市の借入残高(市債)
(普通会計、臨時財政対策債を除く)(令和3年度)
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- 政令市第1位 北九州市 723千円
- 福岡市 467千円
- 政令市第20位 浜松市 141千円
- 政令市平均 410千円
※北九州市の数値です