木材は建築資材として断熱性、調湿性等に優れ、心身への癒し効果も認められているなど快適な住環境の創出に寄与しています。また、再生可能な資源である木材は、大気中のCO2を吸収、蓄積し、地球温暖化対策にも貢献しています。このような地球環境にやさしい木材の利用を促進し、持続可能な社会の実現を図るため、北九州市内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針を定めました。
北九州市内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針
北九州市内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針を作成しました。
建築物木材利用促進協定について
建築物における木材利用を促進するために、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(旧:公共建築物等木材利用促進法)」に基づき、建築主である事業者等と北九州市が協定を締結し、木材利用に取り組んでいきます。
地域材の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定の締結について
地域材を積極的に活用することにより、森林資源の循環利用を行い、カーボンニュートラルの実現や山村の活性化等に貢献していくとの構想を実現するため、北九州市は、林業、木材流通・加工および住宅建築に関わる事業者と、協定を締結しました。
- 協定の名称:地域材の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定
- 対象区域:北九州市及びその周辺地域
- 有効期間:締結の日から、令和10年3月31日
- 協定締結者:大英産業株式会社、ウイング株式会社、株式会社伊万里木材市場、北九州市森林組合、北九州市
KITAQ WOOD(北九州市産木材)のロゴマークが完成しました
2022年12月に北九州市を含む5者で締結した、地域材の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定の取り組みのひとつとして、北九州市産の木材であることを表すロゴマークができました。
2023年10月からは、北九州市産木材の北九州市内住宅等への利用が始まっています。
地域材の利用は、地産地消、地元産業の活性化、森林環境の保全など様々な分野に貢献しています。
今後は、北九州市産木材や本協定の取り組み、森林・林業の大切さを、より多くの方に知ってもらうため、このロゴマークを活用していきます。
ロゴマークのコンセプト
北九州市の地形と切り株のイメージをベースに、切って・使って・育てる森林の 循環 や、社会が 持続 していく未来を円状で表現しています。
また、北九州市発信の取り組みが波紋をつくり、世界へと展開していく願いが込められています。
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