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水素供給・利活用拠点都市に向けた取組み

更新日 : 2024年2月21日
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 本市では、産業の脱炭素化に向けて「エネルギーの脱炭素化」と「イノベーションの推進」に戦略的に取り組むため、令和4年2月に「北九州市グリーン成長戦略」を策定し、「環境と経済の好循環」によるグリーン成長の実現を目指しています。

 同戦略では、「エネルギーの脱炭素化」の基本的な考え方として、電力部門の脱炭素化と非電力部門の電化を進めつつ、電化が困難な分野については水素等の供給・利活用を推進していくこととしており、「水素供給・利活用拠点都市の推進」を掲げ、水素を活用した電化が困難な分野の脱炭素化の実現に向けた取組を推進しています。

1 2030年までのアクションプラン(北九州市グリーン成長戦略)

1 水素利活用の拡大に向けた連携体制の構築

2 水素供給体制の構築に向けた検討
(1)既存インフラを活用した水素供給の推進
(2)大規模な水素供給に向けた検討

3 水素需要の喚起に向けた検討
(1)市内水素を活用した水素の需要喚起とマッチング
(2)ゼロカーボン物流の形成

2 取組内容

東田地区「北九州水素タウン実証事業」

 大規模な水素パイプラインを活用した水素供給により、水素ビジネスに取り組む企業等の技術実証支援に取り組んでいます。

響灘地区「CO2フリー水素製造・供給実証事業」(令和2年度から令和4年度)

 響灘地区に集積する太陽光発電や風力発電、北九州市内のごみ発電(バイオマス)などの複数の再エネ設備を有効活用することで、CO2を発生させずに水素を「つくり」、県内各地に「はこび」、「つかう」といった一連のサプライチェーンモデルを低コストで構築することを目指す実証を行いました(実証期間:令和2年度から令和4年度)

響灘地区「地域の原料を活用したメタネーション実証事業の開始」

 西部ガス株式会社を代表とする複数の事業者が、響灘地区において、地域の再生可能エネルギーや近隣工場から発生する副生水素・未利用CO2を有効活用したメタネーションにより、e-methane製造コストの低減や環境価値提供の検討を行う実証事業を開始しました。

3 水素拠点形成を目指した取組

 北九州市は、製造業等における本格的な水素利用による「脱炭素化」と「競争力強化」に向けて、福岡県と連携して「福岡県水素拠点化推進協議会」を令和5年5月に設立し、産学官一体となって響灘臨海部を中心とする水素拠点形成及びサプライチェーンの構築を目指した取組を推進しています。

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環境局グリーン成長推進部グリーン成長推進課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2286 FAX:093-582-2196

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