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北九州水素タウン実証・PR事業

更新日 : 2022年2月4日
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 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」後の選手村跡地において水素エネルギーの活用が計画されるなど水素の利活用が注目される中、北九州市は岩谷産業株式会社と共同で、『北九州水素タウン』を再稼働させ、世界でも類をみない、まちなかを走る大規模パイプラインを通じた一般住宅への水素供給を行い、水素ビジネスに取り組む企業の新たな実証フィールドとしています。
 また、同大会後の選手村跡地での水素エネルギーなどの活用により、環境先進都市のモデルとなるまちの実現を目指している東京都等との連携によるPRを図り、水素社会づくりのトップランナーを目指していきます。

事業概要

1 事業開始

平成30年7月

2 特徴

(1)世界でも類をみない、まちなかを走る大規模な水素パイプラインと一般家庭での水素利用設備を活用し、水素ビジネスに乗り出す企業等の実証フィールドとして広く提供しており、市民生活に拡がることを想定した実証事業が可能です。また、本事業をさらに推進するため、「北九州水素タウン実証・PR事業協議会」を設置し、参画企業のビジネス展開を支援していきます。
(2)「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」後の選手村跡地において、水素エネルギーなどの活用により、環境先進都市のモデルとなるまちの実現を目指している東京都等の連携によるPRを進めます。

3 「北九州水素タウン実証・PR事業協議会」実施体制

(1)水素パイプライン供給管理・安全対策:岩谷産業株式会社
(2)統括・調整とPR実施:北九州市
(3)水素実証供給の協力:日本製鉄株式会社
(4)その他、水素に関する企業・地元NPO・経済産業省・福岡県

4 現在の実証内容

(1)水素を安全かつ低コストで供給するための未付臭による供給と水素センサーの開発
(2)実環境での普及型燃料電池の活用
(3)水素に含まれる不純物をリアルタイムで検知できる装置の開発
(4)パイプライン内の水素流量を計測するメーターの開発
(5)水素用の管継ぎ手の耐久試験

今後、幅広い企業の参画や技術の進展に応じて、さらなる実証事業の展開を図っていきます。

北九州水素タウン全体図と実証一覧の画像
北九州水素タウン全体図

5 インフラ・安全設備

(1)制御室(供給側):漏えい検知、地震計、圧力監視、停電監視、侵入者検知、緊急遮断弁など
(2)パイプライン  :1.2キロメートル配管用炭素鋼管
(3)燃料電池1キロワット2台(需要側):漏えい検知、地震計、緊急遮断弁、流量計

6 北九州水素タウンPR動画

 「福岡水素エネルギー戦略会議」のホームページで、北九州水素タウンでの実証に関する動画を公開しています。
 以下のリンク先をクリックしていただき、左メニューの「北九州水素タウン(動画)」をご覧ください。

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〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2286 FAX:093-582-2196

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