人のみに寄生するシラミ類には、頭部に寄生するアタマジラミ、衣類に寄生するコロモジラミ、陰毛に寄生するケジラミの3種類があります。
アタマジラミは人の髪の毛につき、頭皮から血を吸い、頭髪の中で生活します。人のシラミは人以外の動物に寄生することはありません。大人より子ども達の間で多く発生しています。
人のみに寄生するシラミ類には、頭部に寄生するアタマジラミ、衣類に寄生するコロモジラミ、陰毛に寄生するケジラミの3種類があります。
アタマジラミは人の髪の毛につき、頭皮から血を吸い、頭髪の中で生活します。人のシラミは人以外の動物に寄生することはありません。大人より子ども達の間で多く発生しています。
アタマジラミの発生に特定の時期はなく、幼稚園、保育園、小学校など集団生活の場では時として大発生します。子ども達に定着しやすい原因としては頭も含め、体全体の接触機会が多いこと、ドライヤーやくし、整髪料などを使うことが少ないことなどが考えられます。さらに、集団の場や家庭内での寝具、タオル、帽子、ロッカー等を介して伝播もします。
シラミを知らないために気づくのが遅れたりすることも多いようです。
かゆみを起こすので、しきりに頭を掻くようなら注意してください。
集団生活の中ではアタマジラミは誰にでもうつる可能性があるものです。予防するためには、日頃から髪を清潔に保ち、髪のチェックをしましょう。流行したときは、まず家庭内への持込を防ぐことを考え、次に家族同士での伝播を防ぐようにしましょう。
アタマジラミの予防・駆除対策としてはタオルやくし、ブラシ等の共用をさけ、着衣、シーツ、枕カバー、帽子等は60℃ぐらいのお湯に10分ほど浸すと効果的です。また、頭髪を丁寧に調べ、シラミの成虫や卵を早期発見することが大切で、家族、集団内で発見されたら、感染の規模に応じた駆除対策を一斉に実施することが重要となってきます。
駆除の基本は物理的に取り除くか薬剤や熱をかけることで殺してしまう方法しかありません。
集団発生の予防・駆除は一斉に行うことが重要です。もしかして、シラミでは?と思ったら、学校や園にも報告して、被害を最小限にしておきましょう。また集団施設では発生者数の確認を行い、各家庭に協力を呼びかけましょう。
アタマジラミは、不潔にしていなくても、接触の機会があれば誰にでもうつります。不用意な一言で「いじめ」につながることのないよう、正しい知識を持って子どもさんに接してください。
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