現在の日本は食べ物が不足することがない、恵まれた環境にあります。お肉も「安全なものが手に入るのが当たり前」になっていますが、当然、そのお肉はもともと生きている牛や豚などの家畜でした。
けれど、家畜がどうやってお肉になるのか知らない人や、あまり考えたことがない人がほとんどなのではないでしょうか。
ここでは、牛のと畜(とちく)を例に、と畜場で「家畜がどうやってお肉になるのか」を知っていただきたいと思います。
現在の日本は食べ物が不足することがない、恵まれた環境にあります。お肉も「安全なものが手に入るのが当たり前」になっていますが、当然、そのお肉はもともと生きている牛や豚などの家畜でした。
けれど、家畜がどうやってお肉になるのか知らない人や、あまり考えたことがない人がほとんどなのではないでしょうか。
ここでは、牛のと畜(とちく)を例に、と畜場で「家畜がどうやってお肉になるのか」を知っていただきたいと思います。
牛は主に、お肉にするための「肉用牛」と、牛乳をとるための「乳用牛」に分けられます。
肉や皮を得るために家畜などを殺すことを、「と畜(とちく)」といいます。さらに、内臓や肉など部分ごとに分けることを「解体」といいます。
牛や豚などのと畜は、全国に点在する「と畜場」で行われています。
と畜場でどうやって家畜がと畜・解体されているのかは、下記のイラスト入りパンフレットをご覧ください。
生き物である以上、家畜もいろいろな病気にかかります。中には人にも感染する病気もあります。
そこで、病気の家畜の肉や内臓が流通しないよう、と畜場では家畜を1頭ずつ検査しています。この検査を「と畜検査」といい、市職員である獣医師が実施しています。
牛がお肉になるまでには、命が食べ物に変わっていく過程があり、と畜場で働く人たちの「衛生的で安全なお肉を提供する」ための努力が存在します。
「いただきます」とは命をいただくことともいわれます。
毎日ただお肉をモノとして消費するのではなく、感謝して食べることを忘れないでください。
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保健福祉局保健衛生部食肉センター
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