1人のガイドヘルパーが1人の利用者を支援する「個別型」に加え、一定の要件のもとで安全の確保を図りながら、1人のガイドヘルパーが複数の利用者を支援する「グループ型」を実施します。
(注)なお、移動支援事業としての対象者の要件(重度の障害者)や対象となる外出(社会生活上必要不可欠な外出など)については今までと変わりませんので、ご注意ください。
移動支援事業(グループ型)の実施について
更新日 : 2022年6月21日
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要件
(注)グループ型の始点から終点まで連続して、下記要件を満たす必要があります。
- グループ型の派遣となるガイドヘルパーに、利用者全員に対する「個別型での派遣経験」が必要
複数の利用者を支援するためには、個々の障害特性の把握が必要であるため、グループ型の派遣となるガイドヘルパーに、利用者全員に対する「個別型での派遣経験」が必要です。
- ガイドヘルパー1人当たりが対応できる利用者の人数は「3人未満」
ガイドヘルパー1人で対応できる人数には限界があります。安全に利用できるよう、ガイドヘルパー1人当たりが対応できる利用者の人数は「3人未満」とします。
- ガイドヘルパー「2人からの派遣」
利用者の体調不良や事故など、1人の利用者に専念しなければならない緊急時に、ガイドヘルパー1人では他の利用者への対応ができなくなる恐れがありますので、ガイドヘルパー「2人からの派遣」とします。
開始時期
平成29年4月1日
(注)利用方法として「個別型」と「グループ型」があるだけであって、別途グループ型の支給決定はありません。既存の支給決定の中で利用できます。
留意事項
- ガイドヘルパー間の連携や責任の所在の明確化等から、報酬の対象となる同一のグループに対しては、同じ事業者からガイドヘルパーを派遣することとします。
- グループ型の派遣には安全の確保が重要です。「利用者の障害特性や心身等の状況」、「派遣されるガイドヘルパーの技能」、「ガイドヘルパー1人当たりの利用者の数」、「目的地」などから、事業者が安全な外出ができると判断する場合に限り実施します。従って、必ずグループ型の派遣が実施できる訳ではありません。
- 今回の整理は移動支援事業に係るものであって、他の移動サービスに係るものではありませんので、ご注意ください。
その他参考資料
「啓発用のチラシ」と「グループ型に係るQ&A」をまとめています。
また、事業者が作成する「派遣計画書」及び「派遣実績記録」の雛型(記入例含む)を示していますので、参考にしてください。
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