建設業は、良質な社会資本の整備を通じて国民生活に貢献するという重要な役割を担っていますが、一方で他産業と比較して労働時間が長く、休日数が少ないことが課題となっています。
労働者の健康確保やワーク・ライフ・バランスの改善、また将来の担い手を確保するためにも、休日数を増やし、より働き易い職場環境づくりを行っていくことが必要です。
北九州市では、建設現場における労働環境の改善を図り、中長期的な担い手の確保・育成を図る取り組みとして、「建設現場の週休2日」の試行を令和元年度から実施しており、週休2日を達成した工事に対して、工事費の補正や成績評定での加点、証明書の発行などを行っているところです。
今回、「建設現場の週休2日」の普及を促進する取り組みとして、九州・沖縄ブロックの各発注機関並びに工事受注業者が協働で公共工事における「統一現場閉所」を実施します。