令和7年11月11日(火曜日)に北九州市において回収された衰弱野鳥(キンクロハジロ)について、国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、11月14日(金曜日)に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。本事例は、今シーズンで県内1事例目の野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの確認事例となります。
また、11月14日(金曜日)に環境省により発見地点から半径10キロメートル圏内が野鳥監視重点区域に指定され、野鳥の監視を強化することとしたのでお知らせします。
なお、回収地点周辺の飼養家きんについて確認した結果、現在のところ異常は認められておりません。
福岡県 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検出について(北九州市)(外部リンク)
鳥インフルエンザは、感染した鳥との濃厚な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、過度に心配する必要はありません。
鶏肉、鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは、我が国では報告されていません。


